みなさんは『3レター』や『2レター』って聞いた事がありますか?
『3レターコード』とは空港・都市をアルファベット3文字で組み合わせたもので、例えば羽田空港だと「HND」、伊丹空港だと「ITM」、福岡空港だと「FUK」と表記します。
『2レターコード』とは航空会社をアルファベット2文字で表した識別コードの事で、例えば日本航空だと「JL」、全日空だと「NH」、スカイマークだと「BC」です。
航空業界や旅行業界で働いている人は必ず覚えなければならない事ですが、日本の空港や航空会社を覚えるだけでも大変です。
なので、海外の空港も覚えるとなるとなかなか大変ですね。
『3レター』や『2レター』以外にも『4レター』もあります。
国際民間航空機関(ICAO)によって定められた空港を表すコードですが、日本だと基本的には「RJ○○」となります。
例えば、羽田空港だと「RJTT」、伊丹空港だと「RJOO」、福岡空港だと「RJFF」です。
那覇空港は「ROAH」で、沖縄の空港は「RJ」ではなく「RO」から始まります。
みんなどこまで覚えているのでしょう?
実は、パイロットが使うのは『4レター』だそうです。
なので、旦那は『2レター』や『3レター』は馴染みが無いそうです。
『4レター』だけ?と思いましたが、旦那は『4レター』を覚えるだけでも大変だそうです。
覚え方も規則性があれば覚えやすいのですが、アメリカ本土の空港だと『4レター』は「K〇〇〇」で『3レター』は「K」を取ったものだそうです。
例えば、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港は『4レター』が「KJFK」で『3レター』は「JFK」です。
シカゴだと「KORD」と「ORD」です。
また、アメリカの太平洋の島やアラスカの空港は「P〇〇〇」なので、アンカレッジは「PANC」と「ANC」で、ハワイのホノルルは「PHNL」と「HNL」です。
海外を飛んでいるパイロットなら海外の主要な空港くらいは覚えているんじゃない?って思いますよね?
しかし、旦那はビックリするほど覚えていません!
行かないから他人事だそうです。
まず、国もよく知りませんからね・・・。
もちろん、アメリカなどの自分が飛んでる国の空港やAlternateにとってる空港くらいは覚えているようですが、行く可能性のない空港は知りません。
「行く時に覚えればいいのよ」と言ってましたが、そんな感じなんですね。
しかも、「キャプテンも知らないよ」と言ってました。
でも、知ってて損はないと思います。
自分達がどこか旅行に行く時に『3レター』や『2レター』が分からないと調べられないですからね・・・。
私は便利なflight radarアプリを活用して、世界中の『3レター』『4レター』や『2レター』を調べています。
旦那も海外旅行に行くと覚えるようで、ベルギー、オランダ、ドイツに行った時も「やっと4レター覚えた!」と言っていました。
ヨーロッパはアメリカと違って『3レター』『4レター』が似ていないので、両方覚えないといけないそうですが、アムステルダムだと「AMS」なので『3レター』の方が簡単ですね。
『2レター』に関しては、国内の航空会社でもほとんど知らないそうです。
まあ、これから旅行しながら沢山覚えていきましょう!