偏西風の影響を受けるとFLIGHT時間が長い!副操縦士の唯一の仕事はATC(英語)だそうです!!!

飛行機 旦那観察日記10月

ニューヨークから無事に帰って来た旦那です。
いつものように帰りの便は「白目」だったそうです。

ニューヨークからの帰りは長い路線の一つです。

東京からニューヨーク行きは追い風ですが、帰りは向かい風なので、行きよりも2時間くらいFLIGHT時間が長くなるそうです。

冬になってくると上空の風は強くなるので、今の季節からだんだんとFLIGHT時間が長くなります。

これは、偏西風と言って、西から東に流れるジェット気流の影響を受けるからです。

偏西風の風速は、速いところでは秒速80m以上にもなります。
時速300kmくらいになるので、新幹線と同じくらいの風が吹いているという事になります。

皆さんも飛行機に乗った時に、行きと帰りで飛行時間が違った事がありませんか?

日本の路線でも、西に行くより東に行く方が早く着きます。
そして、夏よりも冬の方が影響が大きいです。

ダイヤの設定もそうなっており、夏ダイヤと冬ダイヤで時間が違うのはこの為です。

例えば、羽田⇔福岡路線だと、行きはFLIGHT時間は2時間ですが、帰りは1時間半と30分短いです。西に行く時は、偏西風が向かい風となり、東に行く時は追い風となるので飛行時間が変わってきます。

それが国際線だと2時間も変わってくるそうです。

いつも旦那は日本への帰り便は「離陸したら仕事はほとんど終了」と言っていますが、英語がペラペラではないので、管制官にキレられないように早口の英語をしっかり聞いて、push back、taxi、離陸をしているそうです。

副操縦士の唯一の仕事だそうです。

ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港は大空港なので、いつも離陸機、着陸機で込み合っているそうです。

小型機・大型機を含めて大量の飛行機を捌かないといけないので管制官も忙しく、その結果、とても早口だそうです。

そして、1回指示を聞き逃したら後回しにされて再び言ってもらえるまで時間が掛かるそうです。
何度も聞き返していると最後には管制官にキレられるそうですΣ(‘◉⌓◉’)

ビックリですよね!!!

一昔前はもっと過激で、離陸後に管制官から「Never Come back!!(二度と帰ってくんな!!)」とまで言われた事があったそうです。

旦那は「悪口言われてもそれを聞き取れないから別に問題ないわ」と笑って話していますけどね。

離陸してしまうと比較的管制官も余裕があり、難しい事は言われないそうですが、「離陸したら仕事は終了」という意味は「離陸したらひと段落してホッとする」という意味のようです。

離陸したらオートパイロットなのでゆっくりした時間が流れます。

ちらっとキャプテンを見ると、キャプテンもとても眠そうにされていたそうです(笑)

そりゃあ、眠たくもなりますよね〜。

帰りはオーロラがずっと見えていたそうです。
コックピットからの景色は本当に綺麗でしょうね。

その景色が見れるのも、パイロットの醍醐味の1つですよね。

本当に羨ましいです!

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