定期審査が無事に終わって「余裕だった」と言っている旦那(笑)

富士山 旦那観察日記2月

いよいよ定期審査を迎えた旦那ですが、当日になったら行くしかありません(笑)

シミュレーターでLOFT(Line Oriented Flight Training)訓練があり、その後、口述審査があります。

LOFT訓練というのは、実運航を模擬して出発から到着までを流しで行う訓練の形式の事ですが、その運航の中で色々な不具合が起こるシナリオ訓練です。

キャプテンは訓練のお付き合いなので何も評価されません。逆にキャプテンが審査の時はco-piがお付き合いしますが、旦那もたまにアサインされている事があります。

今回ご一緒のキャプテンは、以前FLIGHTでご一緒した事があるキャプテンでとても神だったそうです。
今日も嫌な顔一つせず審査に付き合って下さったそうです。

LOFT訓練では実運航と同じようにCREW2人で不具合などに対応していくのですが、キャプテンとco-piが優秀だと非常にスムーズに進んでいくそうです。しかし、どちらかがポンコツだとドタバタした訓練になるそうで、このような訓練・審査では相方はとても重要だそうです。

LOFT訓練のシナリオの内容は決まっていて、どこでどんな不具合が起こるか分かっています。なので、前もってその不具合に対する対応を勉強して行く事ができるので「あ、○○が壊れましたね」とか白々しく演技をするそうです(笑)

実運航ではいつ何が起こるか分からないので、「審査でも何が起こるか分からないようにしたらいいのに」と旦那は言っていましたが、確かにそうですよね。

旦那は「これ、やる意味ある?逆に出来ないとかヤバくない?」と言っていましたが、何かあった時に誰もが出来るように定着化する意味では効果的ではないでしょうか。

今回ご一緒のキャプテンは自分がどう考えているか、何をどこでやろうとしているかを全て言って下さる方だったそうで、とても勉強になったそうです。

LOFT訓練ではCRM能力の向上を目的とした訓練・審査をされますが、旦那がデブリで注意された事は、やはりコミュニケーションでした。

キャプテンが「おや?」と迷うような返事をされたそうですが、「相手が理解したかどうかの反応まで見て、伝わってなさそうだなと思ったら言い方を変えたりした方が良い」と査察に言われたそうです。

しかし、キャプテンへのアサーションも積極的に出来ていて、シミュレーター審査は何事もなく無事に終了したそうです。

口述審査もスムーズに答える事ができたようで、審査は無事に通過する事ができました。

パチパチパチパチ(*^▽^*)

これでまた1年FLIGHTができます。

旦那は「シミュレーターの審査に通るのは当たり前で、大事なのは日々勉強する事だと思う」と言っていました。

審査に通るための勉強ではなく、毎日のFLIGHTが大切ですよね。

「訓練の為の訓練しても意味ないからね」と珍しく真面目な事を言っていました。

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