いつもになく一生懸命、勉強している旦那!機長昇格までの道のりは長いですね〜

旦那観察日記2月

私が家にいない時は勉強しないのに、私が家にいる時は真面目に勉強している旦那です(笑)

本当に勉強しているのかは分かりませんが、勉強しているフリって事もあると思います。

それは、何もしていなかったら「家の事を手伝って!」って私から言われるからです(笑)

朝から掃除や洗濯をバタバタやっているのに、ゴロゴロしていたり、ウロウロしていたり、起きたと思ったらテーブルに座ってじーっとパソコンを見ていたり・・・。

気になるニュースをチェックしているようですが、勉強しないなら「手伝って」って言いたくもなりますよね〜

お布団はぐちゃぐちゃのままですし。

旦那は「やって欲しい事があればオーダーして」って言いますが、言われる前にやる事が大切だと思いますけどね。

まあ、良いですよ。
旦那が勉強できるように専業主婦のままですから。

でもですね・・・。

旦那に手伝ってもらっても完璧にできないので、自分でやった方が早いって思ってしまうのもダメなんですよね。

「褒めて育てる」が一番難しいですね〜

その分、一生懸命勉強してもらいましょう!

何を一生懸命勉強しているかと言うと、定期審査の勉強もありますが、機長になる為の勉強をしています。

まだまだ先の話?ですが、直前になって慌てて勉強するより、コツコツ勉強していた方が良いですよね!

今は、『AIM-J』『飛行方式設定基準』『航空機のマニュアル』『耐空性審査要領』などのマニュアルにひたすら目を通しています。

読んでいるだけなので頭に入っているのかな?と疑問に思いますが、どこに何が書いてあるかを知るだけでも大切ですよね。

マニュアルってどれも分厚くて何百ページもあります。

『AIM-J』は航空機の運航に必要な情報や手順、判断の根拠などが記載されており、パイロットや管制官が共通の認識を持つ為のマニュアルです。
『飛行方式設定基準』は航空機の離陸・航路・着陸・待機の経路の設定基準や保護空域、離陸着陸における気象条件などが記載されています。
『航空機のマニュアル』は機種ごとの飛行機の説明書で、システムについて記載されています。
『耐空性審査要領』は飛行機の強度や構造、性能などについての基準です。

たまに、「え?これ初耳なんだけど。こんな事も知らないとか、ヤバイ!!!」と言っているので、新たな学びもあるようです。

定期技能審査(シミュレーター)と定期路線審査は年に1回ありますが、そもそも機長昇格までの道のりは長いですね。

機長になる為には、副操縦士として7〜10年程度の乗務経験が必要で、飛行時間は3,000時間以上必要です。(航空法では、21歳以上で飛行時間は1,500時間以上)

流れとしては、副操縦士に昇格→副操縦士として機種移行(あれば)→ALPL取得・機長昇格→機長として機種移行(あれば)となっています。

会社によって基準は違います。

ATPL(定期運送用操縦士技能証明)とは、航空従事者国家資格のうちの1つですが、国内線や国際線の定期航路の航空機を機長として操縦する場合などに必要な資格です。

このATPLの試験は、筆記試験と実技試験(シミュレーター)があります。
国土交通省の審査官による口述試験もあります。

なかなか厳しい試験ですが、これで終わりではなく、次に機長昇格訓練に入ります。
この訓練に入れるか入れないかという基準もあり、会社が定める機長の資格要件を満たしている人が訓練に投入されます。

資格要件として、機長としての適正な人格であるかが問われますが、知識や技術だけでなく、CRM能力やコミュニュケーションスキルなども求められます。

なので、全ての資格条件が満たされた状態で機長昇格訓練に入り、技能審査と路線審査を受け、全て合格した者が機長となります。

やはり、飛行機の最終責任者となるので、厳しい訓練や試験、審査を乗り越えた人が機長になるんですね。

しかし、機長になって終わりではありません。
また、それから日々勉強です。

パイロットは一生勉強しなければならない職業です。

それだけ責任のあるお仕事ですからね。

「ある程度年数が経てば機長になれるんでしょ?」と思われている方も多いと思いますが、なかなか機長になるまでの道のりは長いんです。

誰もが通る道ではありますが、頑張ったからってなれるものではないので、機長昇格訓練に入ったら1年間は大変でしょうね。

大変だったって話もいろんな方から聞きました。

なので、少しでもその大変さが軽減できるようにサポートして行こうと思っています。

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