【スペイン・バルセロナ】この時期にしか食べられない名物料理「カルソッツ(ネギ)」を食べて来ました!

スペイン

みなさんこんにちは( ◠‿◠ )

今回はスペイン・バルセロナで名物の「カルソッツ」を食べて来たので紹介します。

みなさん、「カルソッツ」ってご存知ですか?

私は正直知りませんでした。

見た目は長ネギのような感じですが、玉ネギなんです。

カタルーニャ州タラゴナ県バイス村の名物料理ですが、炭火で焼いて食べます。

私は知人に連れて行ってもらいましたが、スペインの名物料理とは知らず「ネギを食べに行くの?」と驚きでした。

しかし、食べてその美味しさに感動です。

11月〜4月頃が旬だそうですが、天候にも左右されるそうなので、12月〜3月頃が良いそうです。

私は1月にバルセロナに行きました。
知人は「カルソッツ」を食べる為に、この時期に旅行を決めたそうです。

なので、「カルソッツ」を食べたいなら、この時期にカタルーニャ州を訪れると食べる事ができます。

地元の人は「マシア」と呼ばれる田舎の一軒家レストランに集まって、大人数で「カルソッツ」を食べるそうです。

本場の焼き方は、ブドウ畑の剪定で出た枝を薪に使用し、野外で豪快に焼くそうです。

しかし、「マシア」は郊外にあるので、そこまで行くのはなかなか大変です。

なので、バルセロナの中心から近いレストランに食べに行きました。

「Can Travi Nou(カン・トラヴィ・ノウ)」というお店ですが、電車で10分、駅から歩いて10分でした。

最寄駅は「Montbau」です。

バルセロナ市内にあるお店はオーブンで焼いているところが多いそうですが、私達が行ったお店は「マシア」と同じように薪で焼いてくれます。

Google評価4.3です。

大きな一軒家のお店で雰囲気がとても素敵でした。

お店に近づくと薪の良い香りがしました。

お店のオープンが13時からだったので、13時半に予約して行きました。

「カルソッツ」の調理方法は、ネギを丸ごと網に載せて炭火で外の皮が黒くなるまで焼き上げるそうです。

1人何本くらい食べるものなのか分かりませんでしたが、4人で20本注文しました。

そんなに食べれるのかな?と心配しましたが、まあ野菜ですからね(笑)

食べ方にはコツが必要でした。

ネギの緑の部分を持って、下からネギの外側の皮を一気に引っ張ります。
そうすると、中の柔らかい部分だけが残ります。

そして、ネギを高く持ち上げて、口を大きく開けて一口でパクリと食べます。

「サルサロメスコ」というソースをたっぷり付けて食べますが、この「ロメスコソース」がとても美味しかったです。

トマト・ニンニク・アーモンド・ドライ赤ピーマン・ローズマリー・オリーブオイル・ビネガー・塩・こしょうなどで作られています。

ご家庭で作る人も多いそうですよ。

みんなに見られていたのでちょっと恥ずかしかったのですが、なかなか一口で食べるのは大変でした(笑)

ちゃんと手袋とエプロンが用意されていたので、手が汚れる心配はありません。

しかし、上品にフォークとナイフで切って食べたかったです。

「カルソッツ」ってただの焼きネギだと思っていましたが、甘くて柔らかくてビックリしました。

「ロメスコソース」も本当に美味しかったです。

基本的には「カルソッツ」が前菜で、その後にメインを注文するそうです。

知人に注文してもらいましたが、bistec(ビステク、ステーキ)とbutifarra(ブティファラ、カタルーニャ地方のソーセージ)にalubias blancas(アルビアス ブランカス、白インゲン豆)の付け合せを注文しました。

そんなに注文するの?と思いましたが、これが一般的だそうです。

ズッキーニのカルパッチョも注文しましたが、シンプルなのに生ハムとチーズの塩気がマッチしていてとても美味しかったです。

メインのお肉は炭火で焼き上げてあり、風味が良くて個人的にかなり好みのお味でした。

白インゲン豆も名物だそうです。

チキンも注文しましたが、皮がカリッと香ばしく焼き上げられており、身はジューシーで、塩加減も丁度良く、とても美味しかったです。

ボトルワインを2本飲んで、お腹がかなり満たされました。

しかし、これで食事が終わりではありません。

スペインでは必ずデザートまで食べるのがルールだそうです。

なので、お腹一杯でしたがデザートまで注文しました。

食べれないでしょ!!!と思いましたが、crema catalana(クレマ カタラナ、カスタードクリームの表面を砂糖でコーティングしたもの)とアップルパイとプリンを注文しました。

カタルーニャ州に来たら、やっぱりカタラーナを食べないとですね!

本場のカタラーナは濃厚で美味しかったのですが、かなり甘かったです。

そして、アップルパイはシナモンたっぷりでとても上品なお味でした。

13時半から16時半くらいまで滞在しましたが、スペインのお昼は遅くて、夜も20時頃から食べるそうです。

「シエスタ」と言うのがあり、みんな夕方はお昼寝しているそうですよ。

なので、レストランも20時以降しか開いてないそうです。

「Can Travi Nou(カン・トラヴィ・ノウ)」はとても人気店なので、予約して行った方が良いそうです。

私たちが行った日もかなりお客様が多かったです。

お食事代はネギ20本とズッキーニのカルパッチョとメイン3品、デザート3品、ボトルワイン2本注文して、合計2万円くらいでした。

他のお店と比べて高いのか安いのか分かりませんが、お店の雰囲気も良く、お料理も美味しかったのでおすすめです。

もし、この時期にバルセロナに行かれる機会がありましたら、是非、「カルソッツ」を食べてみて下さい。

なかなか面白かったので、スペインの良い思い出となりました。

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