年に1度の定期審査を無事に終えた旦那です!
お疲れ様でした〜♡
シミュレーター審査と路線審査がありますが、今日はシミュレーター審査でした。
毎年、毎年、この定期審査の前になると必死に勉強している旦那です(笑)
今回担当して下さった査察は、「熱があっても這ってでも行った方が良い」と言われているくらい”神”の査察だったそうです。
なので、旦那は「何があっても何としてでも行く」と言って訓練センターに行きました。
今年のシミュレーターも例年通り決まったシナリオを知らないフリをしてやったそうですが、もちろん査察もシナリオが漏れていることはご存知だそうです(笑)
何パターンかあるそうですが、たまに新しいシナリオができているそうです。
しかし、またパイロットの中ですぐに広がってしまうのでみんな知っているそうです。
ほとんどのシナリオは毎年同じだそうで、旦那はすっかり覚えてしまったそうです。
無事に終わって帰って来た旦那は、今年もシナリオは「余裕だった」と言っていました。
旦那は「シナリオベースの審査なんか無意味だからやめればいいのに」と言っていましたが、最近は世界的にそれが主流だそうです。
出発から到着まで一連の飛行をシナリオベースで試験する意味は「CRM能力」を見るためだそうです。
最近の事故はヒューマンエラーによる事故が大半ですが、そのヒューマンエラーはゼロにすることはできないという考えから、ヒューマンエラーしたとしてもそれをマネジメントして事故を防ぐという世界的な流れがあります。
その方法、手段がCRMです。
口述審査はシナリオとは関係がなく、何を聞かれるか分からないので毎年頑張って勉強する必要があります。
主に最近の規程の変更点を聞かれるそうですが、半年以上も前の変更点を聞かれても記憶が過去のものになっているので、勉強して行かないとなかなかスムーズに答えられないそうです。
ここ1年くらいの変更点をざっと勉強するだけでも時間が掛かるそうです。
いつも旦那は審査が終わったら「毎回規程が変わるごとにコツコツ勉強していたら苦労しないのに・・・」と言っていましたが、そのセリフは毎年聞いてます(笑)
今度からは変更点があったらその時に勉強して調べた事などをメモしておくそうです。
後は路線審査です。
ホッとは出来ませんが、とりあえず無事に終わって良かったですね!