みなさんこんにちは( ◠‿◠ )
今回は、東京でお勧めしたいお祭りがあるので紹介します!
それは、阿佐ヶ谷神明宮境内の能楽殿で行われる「阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」です。
6月にバリ島旅行に行きましたが、その時に初めてバリ舞踊を知り、実際に観て来ました。
とっても美しい舞にガムランの音楽。
とっても感動しました。
バリ島でバリ舞踊を観るならウブドにある「プラ・ダレム・ウブド寺院(PURA DALEM)」がお勧めですが、東京でもバリ舞踊が観れるんなんて嬉しすぎます。
今年は、2023年は8月5・6日に開催されました。
今年で22回目の開催だそうです。
しかも、なんと入場無料です。
主催は阿佐ヶ谷バリ舞踊祭実行委員会で、後援は杉並区とインドネシア共和国大使館です。
協力されているのは、阿佐ヶ谷神明宮や商店街の皆様です。
今年は4年振りの開催だったそうです。
私は2日間とも観に行きましたが、ゴザの上に座ってお酒を飲みながらバリ気分を味わうことができました。
では、みなさんに紹介します。
Table of Contents
「阿佐ヶ谷神明宮」の場所
阿佐ヶ谷駅から歩いて5分くらいです。
鳥居を通ると、緑に囲まれた静かな場所です。
「バリ舞踊祭」の由来
「阿佐ヶ谷神明宮」とバリ島は特に関係はないそうですが、開催当初は1・2回くらいで終わるのかと思っていたそうですが、何故か今に至っているそうです。
今は阿佐ヶ谷を代表するお祭りとなっているそうです。
「バリ舞踊祭限定御朱印」が頂ける
この日は「バリ舞踊祭」を記念した御朱印が頂けます。
私も知りませんでした。
観覧する場所
能楽殿の前の芝生です。
芝生の上にゴザが敷いてありました。また、後ろの方には椅子席もあります。
もちろん自由席です。
開演1時間前に開場となるので、早めに行って場所取りしました。
30分前に着きましたが、すでに多くの人が来場されていました。
しかし、正面ではありませんでしたが、まだ座れるくらいでした。
2日目は1時間前に行き、正面の席を確保しました。
インドネシアの料理やビールの販売
1店舗だけでしたが、インドネシア料理やインドネシアのビールBINTANGが販売されていました。
私もBINTANGを買って飲みました。
ここで買うのも良いですが、皆さん近くのスーパーで買って飲食されていました。
私も休憩中に買いに行きました。
すぐ近くにSEIYUがあります。
そこで御手洗いにも行きました。
8月5日(土)のバリ舞踊
当日頂いたパンフレットを引用して紹介します。
一つ一つの踊りに意味があるんです。
第1部(17:00スタート)
①ルジャン・スリ・ディワサスリ
スリは稲の女神で、繁栄、富、幸運、健康、美を、ディワサスリは命の源である太陽を表します。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
②バリス・トゥンガル
勇壮な戦士の踊りバリスは、バリの男性舞踊の代表的な演目のひとつ。鋭さとしなやかさを併せ持つ緊張感に満ちた踊りです。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
③レゴン・クントゥール
白鷺が田んぼに舞い降りて仲良く餌をついばんだり、強い風から協力して巣を守ったり、夕焼けに向かって群れで飛んでゆくなど、その優雅に舞う様子を表しています。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
第2部(18時スタート)
④インドネシア各地のお祝いの踊り
⑤タリ・マカプン
マカプンはバリ島西部ヌガラ地方の水牛車レース。この踊りはヌガラ特有の竹のガムラン・ジェゴグの舞踊曲で、ジェゴグを復興したスウェントラ氏が1984年に創作しました。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
第3部(19時スタート)
⑥ペンデット
寺院の祭礼で奉納されていた踊りをもとに作られたプリアタン村の歓迎の踊りです。花を撒いて場を清め、神々への祈りと共に皆様をお迎えいたします。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
⑦マヌック・ラワ
水鳥達が水辺で餌を食べたり。水浴びをしたり踊ったりと、仲良く遊ぶ様子が描かれています。そして、次の場所へとまた飛び立って行きます。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
⑧タリ・クノー”ゴアッ・ンガジャン・スブン”
つがいのカラスが巣を作る様子を描いた踊り。1940年代にタロ村の舞踊家クトゥ・チュミル氏が創作。廃れて失われつつありましたが、2013年にタロ村の若者により再興されました。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
⑨マルガパティ
森の王の踊り。獅子の堂々たる姿、静かに獲物に近づき一瞬で刺す虎の素早さ、威嚇する大蛇の迫力など、のびのびと本能のままに生きる動物たちの姿を抽象的に表現しています。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
すみません、写真なしです。
8月6日(日)のバリ舞踊
この日は、来場者がかなり多かったです。
座れなくて立って見ている人も多かったです。
そして、1日目とは違ってガムランの生演奏とバリ島から招待されたダンサーの方の踊りもありました。第1部(17:00スタート)
①ガボール
歓迎の花まきの踊り。踊りの中で祈りを捧げ、花びらを撒いて歓迎と祝福をあらわすウェルカムダンスです。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
②スカル・ゲンドット
クタ出身のイ・ワヤン・ロットリング(1898~1983)によるガムラン・プレゴンガンのための器楽曲。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
③テレック
聖なる象徴テレック(白い面)、悪の象徴ジャウック(茶色の面)との対決。バリ島では聖と悪とは常に両方存在すると信じられ、決着のつかない所にその理が含まれています。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
第2部(18時スタート)
④レゴン・クプクプ・タルム
古の時代にバリ島の中心たる王国であったブドゥル村に伝わる蝶のレゴン。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
第3部(19時スタート)
⑤タルナジャヤ
若き勝利者の踊り。バリ島北部ブレレン地方発祥のダイナミックな踊りを。プリアタン出身の3人の女性ダンサーが寸分違わぬ踊りで表現します。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
⑥レゴン・ラッサム・ラナン
ラッサム王の物語を題材にしたレゴン舞踊。プリアタン村で男性のみによって再構成された特別なレゴンを日本初公開します。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
⑦クビャール・ドゥドゥック
天才舞踊家マリオが1930年に創出した踊り。ほとんどのパートを座ったまま、長い腰布と扇子を使ってガムランの音に変幻自在に呼応しながら踊ります。
(阿佐ヶ谷バリ舞踊祭のパンフレットから引用)
まとめ
写真だけなのでバリ舞踊を観た事がない方は「どんな踊り?」と思われますよね。
実際のガムランの音楽や踊りを動画でお見せできないのが残念ですが、観た事がない方でも楽しめます。
踊っている方やガムランを演奏されている方はほとんど日本人でした。とても練習されていると思います。ガムランの音楽って、盛り上がりがあるわけではなく一定のリズム感なので、踊るのも演奏するのも難しそうです。なのに、皆さんとても素晴らしかったです。
やはりガムランの生演奏は違いますね。しかも、間近で観ることが出来るなんて本当に凄いです。
バリ民族衣装も綺麗でした。
何か思いがけず異国を感じる事が出来て、気分転換になりました。
今年は終わってしまいましたが、是非、来年観に行って下さい。
私も来年は気合いを入れて、お酒や食べ物を持って行こうと思います。
ゴザの上に座って、バリ舞踊を見ながらお酒が飲めるなんてなんて贅沢なのでしょう。
阿佐ヶ谷バリ舞踊を披露して下さった皆様、ありがとうございました。
そして、関係者の皆様、主催して下さった方々、本当にお疲れ様でした。