今日は中国路線を往復して帰って来た旦那です。
中国は近いようで遠いですね・・・。
片道4時間のFLIGHT、そしてインターバルが数時間あって、また4時間のFLIGHTです。
なかなか朝から晩まで長い勤務です。
今日は行きはキャプテンがPFで、帰りは旦那がPFしたようです。
いつも誰とでもあまり気にせずFLIGHTしている旦那ですが、今回ご一緒のキャプテンとはペースが合わなくてイライラしたようです。
ペースと言うのは飛行機の速度の事ですが、キャプテンがFLIGHTプランで計画している速度よりもわざと遅い速度で飛んでいたらしいです。
なので、キャプテンがチンタラ飛んでいたのでストレスが溜まったようです。
理由は「早着するから」という理由だったそうですが、旦那は「いくら早く着きそうだからってプランより遅い速度で飛ぶとか理解できない!」と言っていました。
昨年、航空法の第一条が改正されて「脱炭素」という文言が追加されたそうです。
その為、実際にチンタラ飛ぶキャプテンが増えたそうです。
何故かと言うと、速度を出し過ぎると燃料を多く使うからです。
「定刻に着くのにガンガン無駄に飛ばすのはちょっと違うと思うけど、普通に行って早く着く分にはお客様も喜ぶんじゃないか」と言うのが旦那の考えです。
旦那は「自分がキャプテンになったらプランよりも絶対わざと遅く飛ばない」と言っていましたが、そりゃあそうでしょうね。
なんせ飛ばし屋ですから。
速度を出して「〇分早く着いた」と喜んでいる人です。
しかし、航空業界の脱炭素化は世界的な課題となっています。
飛行機が排出するCO2排出量が環境問題への影響が大きいと言われていますが、飛行機の速度でも違いがあるんですね。
その事を考えてみんな操縦しているのでしょうか?
数年前と比べて全く気候が全く違うので地球温暖化は進んで来ているなと実感していますが、今はどこの企業でもSDGsへの取り組みが行われています。
そもそも旦那はSDGsの事を知りませんでした。
きっと、今も知らないと思います。
私はあのカラフルなバッチを付け始めた頃から「何だろう?」と気になって調べました。
しかし、私が思うに会社で取り組む以前に自分達の生活の中でも見直す必要があるんじゃないかと・・・。
飛行機が排出しているCO2排出量は世界全体の2%だそうですが、原油からできた燃料にSAF(持続可能な代替燃料)を混ぜて使う事でCO2を25%も減らせるそうです。
でも、通常の燃料より3〜4倍は高いそうです。
機内やラウンジで使用したプラスチック製品などのゴミについても取り組みが行われていますよね。
旦那はキャプテンの事を「脱炭素の神」と旦那は呼んでいましたが、本当に考えてFLIGHTされているキャプテンなら鑑じゃないですか!