今日は中国路線を往復して帰って来た旦那ですが、パワハラで有名なキャプテンとご一緒でした。

みんなから嫌われている人だそうですが、少し前に旦那はインターでご一緒しました。
その時は往復無言だったようで、旦那は「無言の神」と呼んでいます。

普通は苦痛でたまらないと思うんですけどね・・・。

その時のもう1人のキャプテンは「もう一緒に乗りたくない」と言われていたそうです。

インターだとFLIGHT時間の3分の1だけ我慢して過ごせば良いのですが、今回は2人乗務だったのでどうだったのでしょう？
2人だと休憩無しなので逃げ場がないですからね。

コミニュケーションが取れない2人がFLIGHTしたらどうなるのでしょう？

旦那は、そういうキャプテンとFLIGHTであっても少しもビビらずしれっと出勤して行きました。
まあ、そのくらいの性格の方が良いですね。
逆に、「今日のFLIGHTは〇〇さんと一緒だ！嫌だ！行きたきない！」と言われてもしんどいです。

帰って来た旦那に「会話した？」と聞くと、「いや、今回も無言だったwww」と言うのです。

まず、会社でキャプテンに会って「おはようございます。よろしくお願いします」と言っても無視だったようで、旦那が他の便のキャプテンと話をしていたら、無言のキャプテンから「時間になったら(ブリーフィング)はじめます」と言われたそうです。

行きも帰りもキャプテンがPFだったそうですが、中国に着いてインターバルで旦那はキャビンで休憩していたそうですが、コックピットに戻ると、本来は旦那がすべきPM業務を全部キャプテンがしていたそうです。

なんでキャプテンがやったのかは分かりませんが、きっと優しさではないですよね・・・。
「いつまで休憩してるんだよ」みたいな感じでしょうか？
そう言う時って、とっても気まずいですよね。

無言のキャプテンですが、かなり独り言は多いみたいです。
想像すると逆に可愛いんじゃない？って思いますが、一体どんな人なのでしょう？
単に、仕事熱心な方なのかもしれません。

コミュニケーションが取れないと、何かあった時に言いにくいので本当は良くないんですけどね。
何も喋らないキャプテンもどうなの？って思いますが、旦那も喋らないのでお互い様です。

旦那は「無言の時間は今回の方が長い！記録更新！」と言っていましたが、無言でやることがなくてぼーっと右の景色を見てたら、キャプテンはぼーっと左の景色を見てたそうです。

旦那はコミュニケーションが取りにくい人だと元々知っていたので、全く気にならなかったそうですが、旦那が言うには「こういう人よりも穏やかでお喋り好きな人が無言なのが一番怖い」と言っていました。
まあ、確かにそうですよね。

「みんなに嫌われてるいるから次も自分が乗ってあげようか」と言っていましたが、ある意味ヤバい者同士で気が合っているのでしょうか？笑

FLIGHTが終わって、「お疲れ様でした」と言って速攻、解散したそうですが、FLIGHT LOG BOOKにサインしてもらう事すら忘れていたそうです。

なんか、2人の様子が目に浮かびます。

特に何事もなく無事に終わったそうですが、きっとキャプテンも気を遣って疲れたでしょうね。