パイロットの話って、やっぱりみんな興味があるのでしょうね?
FLIGHTの事を話すと、「凄い」「面白い」ってみんな目を輝かせて興味津々に聞いて下さいます。
この前も、「飛行機が重いと高度を上げれない」って話を旦那がしていたら、「えー!!!それは知らなかった!」と驚かれていました。
私たちにしてみると「そんなにびっくりする話?そんなに面白い?」っ思うような話もありますが、知らない人からするとあまり聞く機会がないので新鮮で面白いんでしょうね。
つい最近、行きつけのラーメン屋さんで、「管制官とのやり取りで『了解』って言う時は何て言うんですか?」「Rogerって使いますか?」と質問されました。
旦那は「普通にRogerは使いますよ」と答えていましたが、「他になんか了解っていう言葉の言い回しってありますか?」と聞かれました。
その方はF1を見ていた時にドライバーの方がよく「コピ」と言っているらしく、それがどういう意味なのか分からなかったそうです。
旦那は「あー、たぶんそれは『Copy』って言ってますね。『Roger』と同じ意味だと思います」と教えてあげました。
常連さんは、文脈的に「了解」という意味で使われているんじゃないかった思っていたそうですが、英語の「Copy」だとは知らず、他の用語だと思われていたそうです。
パイロットも管制官とのやり取りで「了解=Roger」の他にも「Copy」を使う事があるそうです。
どちらも「了解した」という意味です。
“Copy”という用語はコピー機と同じで、「ものを写す」という意味があります。
管制官から言われたことを「メモする=コピーする=了解しました」という意味で使うそうですが、実際にはメモをしている訳ではなく、頭の中に情報をコピーするという意味で使う事があるそうです。
それは私も初めて知りました。
そもそも「ラージャー」は軍隊の無線用語「Roger」が語源になっている英語だそうです。
無線用語による音声コードの一つで、「Roger」をカタカナ表記したものです。
今まで何も考えずに普通に使っていましたね。
その方も「勉強になった〜!」ととても喜んでいらっしゃいましたが、みんな飛行機の話って好きなんですね。