ヨーロッパ便、、、ロシアの上空を通らない事でどれくらい飛行距離が増えているのでしょうか?

飛行機 旦那観察日記9月

今日からロンドンSTAYに行った旦那です。

ロシアの戦争がはじまった事で、日本の航空会社はロシアの上空を通れないのでロシアを迂回したルートを通っています。

何が問題かと言うと、これまでは11時間くらいで着いていたのに、今は3時間くらいプラスされ14時間くらい掛かっています。

3時間の差は大きいです。

一般的にヨーロッパ便はロシアの上空を通るのが最短です。
東京から新潟の方向(北西)に向かって真っすぐ飛ぶルートが最短でしたが、今はそのルートは使えません。

東京からロンドンまでの直線距離は約5,200マイル(約9,600km)だそうです。

現在は、東京を離陸したらアメリカのアラスカの方に向かって飛び、そこからどんどん北上して北緯80°以上の高緯度を通り、グリーンランド上空、アイスランド、スコットランド上空を南下してロンドンに向かっています。

上空を通る国は、「日本→アメリカ→カナダ→グリーンランド(デンマーク領)→アイスランド→イギリス」の順です。

迂回する事で航路の距離は約6,600マイル(約12,200km)となり、直線距離よりも1,400マイル(約2,600km)長くなるそうです。

2,600kmとは、新千歳空港〜石垣島空港間の距離と同じくらいだそうです。

FLIGHT時間は増えて、燃料搭載量も増えて重くなり、飛行機の性能はカツカツになり、CO2の排出量も増えて、乗務員やお客様の疲労も増して、良い事は何1つないそうです。

やはり、11時間と14時間では「体感時間も疲労度も全く違う」と旦那も感じているそうです。

いつも旦那は「ヨーロッパは遠すぎる。行きたくないな・・・」と言いながら出社していますが、確かに、遠いですよね。

早く普通に戻って欲しいですね。

何より、戦争はやめて欲しいです。

それに、プライベートで旅行に行く時も「ヨーロッパは遠い」と言う理由で諦めています。
帰りも14時間くらい掛かりますからね。

パイロットは路線によりますが、3〜4人編成でFLIGHTしています。
長時間、上空で話が盛り上がらないとかなり退屈しそうですね。

今回ご一緒のキャプテンはかなり無口な方だそうですが、どちらかと言うと旦那も無口な方なので、コックピットの中は「シーン」としているかもしれません(笑)

長い路線だとパイロットは大変ですね!
計器とにらめっこ!

本当にお疲れ様です!

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