チンピラキャプテンとのFLIGHTを終え、無事にニューヨークから帰って来た旦那です!
STAY先のホテルから空港に向かう車の中で、チンピラキャプテンがボソッと「飛ばして早く帰る!」とおっしゃっていたそうです。
本当に早く着くのかな?と思っていましたが、flight radarを見ると30分くらい早く帰って来ていました。
旦那はニューヨークを出る時にブロックタイム(時刻表)とフライトタイム(実際の予定飛行時間)の差が20分くらいしかなかったので、少しでも遅れたら定刻に着くのは厳しいかなと思っていたようです。
しかし、キャプテンのおかげで早く着く事が出来たそうですが、飛行機が早く目的地に到着する為には何が必要なのでしょう?
時刻表に示されている時間は決められているので変動しませんが、フライトタイムはその日の風などによって変動します。
この日は比較的長めのフライトタイムだったそうです。
キャプテンがされていた事は搭乗開始予定時刻をさらに20分早めて案内開始の許可を出されていたので、元々の搭乗開始時刻には搭乗が完了していたそうです。
旦那が経験した中では最速だったのでビックリしたそうですが、定刻の20分前には出発して、Taxi速度もとても速く、あっという間に離陸したそうです。
飛行機が速度を出して上空で取り返せる時間は微々たるものなので、定時制を守る為には早く出発する事が必要ですね。
しかし、早く出発する為にはパイロットやCAが急ぐだけでなく、お客様に時間通りに来て頂く必要があるのでなかなか難しいそうです。
今回は全てのお客様がGateの前に揃っていたのでスムースに搭乗して頂く事ができたようですが、まだ数人いませんって事は日常茶飯事だそうです。
定刻の20分前に数人来ていなければ定刻前なので待たなければなりません。
3分前くらいに走って乗って来られ、出発が遅れてしまうという事は良くある話です。
外資の航空会社だと10分前になったら切ってしまう航空会社もあります。
今回はたまたまお客様全員が早く搭乗して頂いた事もあり早く出発できたそうですが、キャプテンは「早めに搭乗開始しても誰か来なくて無駄になる可能性もあるけど、こればかりは結果論だからね。でも、早く着いた方がお客様も嬉しいでしょ!」とおっしゃっていたそうです。
何が正解なのかは分かりませんが、旦那は「地上走行で速度を出したり上空でスピードを上げる事よりも、搭乗開始を早くする事はデメリット無しで定時制を守れるな」とキャプテンのオペレーションを見て学んだそうです。
早く着く事でお客様も嬉しいかもしれませんが、CREWも喜んでいたでしょう。
旦那も喜んで帰って来ました。