福岡空港の新滑走路ができたそうですが、、、混雑緩和は「効果が薄い」そうです!?

飛行機 旦那観察日記3月

2025年3月20日から福岡空港の新しい滑走路の運用が始まるそうです。

旦那がぶつぶつ言いながら勉強していましたが、混雑緩和は効果が薄いそうです。

福岡空港は90秒に1回くらいのペースで飛行機の離発着があり、「日本一過密」な空港と言われています。
いつも混んでいてキャパオーバーしている状態です。

確かに、HOLDさせられている航空機も多いですし、定刻に着く事がないくらいいつも遅れていますよね。
しかも、運用時間切れで引き返したり、ダイバートしている航空機もありました。

そこで、国が新しい滑走路を建設した訳ですが、どうやら滑走路が増えても2倍の処理能力になる訳ではなさそうです。

今までは滑走路が1本(RWY34/16)だったのが、2本(RWY34L/16R、RWY34L/16R)になります。

ただ、新滑走路の運用は国際線の離陸用に限定しているそうです。

国内線の離陸は元々あった古い滑走路から行います。

そして、着陸は今まで通りすべての飛行機が元々あった古い滑走路のみで行います。

福岡空港は1日にどれくらいの出発機があるのかというと、約255便だそうです。
そのうち国際線の出発機は60便です。

この60便が、新しい滑走路を使用して離陸すると言う訳です。

混雑が若干緩和されたとしても、新しく就航する便があれば効果はさらに薄くなるそうです。

那覇空港も昔は滑走路1本で福岡空港と同じようにすごく混んでいたそうですが、2本になってから混雑がかなり解消されたそうです。

理由としては、1本を着陸専用(36L/18R)、もう一本を離陸専用(36R/18L)として完全に使用方法を分けたからだそうです。

福岡空港も離陸用と着陸用で分ければ大幅な混雑緩和に繋がったかもしれませんが、空港が街中にあって土地も限られており、滑走路と滑走路の幅が狭いので同時に離発着できないそうです。

しかも、滑走路が2本になっても午前7時~午後10時と”門限”があるので、24時間使えないというのは厳しいですよね。

さらに周辺の騒音の問題もあり、今回のような限定的な運用に至ったようです。

しかし、もし混雑の緩和の効果が薄かったとしても滑走路が2本あること自体がパイロットからするととても安心だそうです。

1本がクローズになってももう1本が使えますからね。

それにしても、各空港で運用が違うので、パイロットも管制官も大変ですね。

事故がないよう、安全運航に努めて欲しいと思います。

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