パイロットが出発前に行っている「飛行機の外部点検」何を見ているのでしょう?

飛行機 旦那観察日記3月

なんか毎日雨ばかりですね。
寒いですし、気分も憂鬱です。

東京ってあまり雨が降らないイメージですが、今年は雨が多いですよね。

桜は咲いたのでしょうか?

今日は旦那は日帰りのパターンで、新千歳空港を往復して帰って来ました。
まだまだ北海道は寒かったそうです。

パイロットの仕事の一つに外部点検というものがありますが、新千歳空港でキャプテンと外部点検の取り合いに負けたそうです(笑)

なんとふざけたゲームをしているのでしょう(>◡<)

ご存知だと思いますが、パイロットが飛行機の周りを歩いているのを見た事はありますよね。
もし、見た事がない方は飛行機に乗られる40分前くらいに行ってみて下さい。

外部点検は出発前に行っていますが、飛行機に異常がないか見ているのです。
これは、機長の出発前の確認として毎便行う事が航空法で義務付けられています。

外部点検は雨であろうが雪であろうが、どれだけ暑かろうが、寒かろうが、昼夜問わずやらなければなりません。
台風で風が強くてもです。

PFをやる方が外部点検をする(PMがやる機種もある)そうですが、出来れば晴れていて暖かい日が良いらしいです(笑)

それは、パイロット全員が思う事でしょう。

何を見ているのか気になりませんか?
結構、「何を見ているんですか?」って質問される事が多いです。

パイロットだけでなく、整備さんも飛行機の不具合がないかしっかり確認して下さっていますが、機体やエンジンの破損がないか、タイヤに傷がないか、オイルや燃料漏れがないか、異物がないかなどを目視点検しているのです。

まず、前脚の点検からはじまり、右胴体の下と右主翼の下、右主脚を見て、右エンジンを見ています。そして、尾翼を点検した後、次に左胴体の下と左主翼の下、左主脚を見て、左エンジンを点検して終了です。

夜だとライトで照らして見ているそうです。

機体の大きさによって異なりますが、ボーイング767だと全長55m、全幅48mなので、一周すると陸上トラック半分の約200mくらい歩くそうです。
だいたい、約5分くらいで回っているそうです。

しかし、外部点検中に怪我をしないように注意しなければなりません。
突起物で頭を打ったとか、雪で滑ったとかあるそうです。

制帽が廃止となりキャップをかぶったり、反射ベストを着て回っていますが、パイロットが怪我をして飛べないって事になったら大変です。

そして、パイロットあるある話ですが、飛行機に手を当てて「よろしくね!」と語りかけている人もいます。

これ、旦那にもやって欲しい事の一つです。

やはり大切にする気持ちって大切ですよね。
車と同じで、大切に乗ったら故障もせず無事故で乗り続けられます。

空の安全を守る為の重要な外部点検。
なかなか飛行機を間近で見る機会がないので、ちょっとやってみたいですね。

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