ぎりぎりを攻めるキャプテンのFLIGHTにお疲れモードの旦那

空港 旦那観察日記3月

今日から1泊のドメパターンで関空STAY中の旦那です。

今日は3便ともPMだったそうですが、かなり疲れたそうです。
何故そんなに疲れたのでしょう?

話を聞くと、どうやらキャプテンが速度を出し過ぎる人で飛行機の制限速度を超えないか横でずっとヒヤヒヤしていたそうです。

便も遅れていて遅延を回復するために速度を出すのは賛成だったそうですが、「あれはやり過ぎだ!スピードが気になって全体的にモニターが疎かになった!」と言っていました。

まず、離陸してから上昇中に出して良い速度に対して10ktの余裕しかない速度で上昇していたそうですが、「今まで見た最高記録を更新した」と旦那は言っていました。

最高記録って・・・笑

上昇中は高度によって風が変わるので、飛行機の速度はコマンドした値をピッタリ守ってくれないそうです。ちなみに、飛行機が出して良い最高速度は機種によって違いますが、大型機であればあるほど速度が速いそうです。

その速度を超えてしまっても安全に影響は無いそうですが、運用限界超過という事で到着後に特別に整備点検が必要となり、遅れを招くという本末転倒な結果になるそうです。

さらには会社に怒られるそうです。

それが一番問題ですよね!
レポート!!!

巡航に入ってもぎりぎりの速度を出し続けているキャプテンに旦那は目が離せなかったようですが、一番怖かったのが、降下中にスピードを出し過ぎてダイブしたようになって、今までに見た事がないくらいつんのめっていたそうです。

そして、アプローチエリアでも減速を遅くされていて、着陸してブロックインするまでずっとヒヤヒヤだったそうです。

そこまでしてどれだけ時間を縮める事ができたのかと言うと、「約1分( ゚Д゚)」だそうです(笑)

短い国内の路線だと頑張ってもそんなものなんですね。
1分早く着いたとしても、果たしてお客様は喜ぶのでしょうか?

キャプテンは終わった後に「訓練、審査ではマネしないようにね」とおっしゃっていたそうですが、豪快にやり過ぎた自覚はあられるみたいですね。

旦那は「ぎりぎり責めるFLIGHTが見れて良い経験になった」と話していましたが、今回ご一緒のキャプテンの事を「スピードを出し過ぎる神」と名付けていました(笑)

上空でミールは食べたそうですが、いつもだったらコンビニで何か買って帰るのに疲れ過ぎて何も食べたくないそうです。

キャプテンはしっかりハンバーガーを買って帰られていたそうですが、本当は飲みに行きたかったようです。

旦那は軽く無視。

相当、お疲れモードの旦那です。

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