「PFするぞ」と張り切って仕事に行った旦那ですが、いつもどうやって決めているのでしょうか?

飛行機 旦那観察日記7月

今日は沖縄日帰りのパターンでした。
「行きの便をPFさせてもらおう」と張り切って仕事に行った旦那ですが、操縦させてもらえたのでしょうか?

副操縦士(co-pi)は操縦していないと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、副操縦士も操縦はしています。
しかも、途中で変わるとかはないので、1便を全て操縦します。

操縦するだけでなく、天気やNotamを見ながらブリーフィングをして、燃料や高度、飛行経路など自分で決めています。
CAさんとのブリーフィングもアナウンスも全て行います。

それを、「PF(Pilot Flying)」と言っています。

もう1人はPM(Pilot Monitoring)と言って、PFのモニターや通信(ATCなど)を行います。

はじめからどちらがPFするのかは決まっていません。
出社して、キャプテンと会ってから決めています。

いつもどっちがやる?みたいな感じではじまっているみたいです。
なので、co-piも自分がPFするつもりで心構えして行っていると思います。

今日の「行きPFさせてもらう」と言う旦那意気込みは合格ですね!笑

月に何回PFをしなければならないとかは決まっていないようですが、co-piも経験を積まなければなりません。
キャプテンはco-piを育てる役目もあります。

どうやって決めているのかと言うと、1日に何便かある時は1便目と3便目をキャプテンがPFして、他をco-piがするとかです。

たまに全便キャプテンがPFって事もあります。
キャプテンになったばかりの方だったり、台風などの悪天候の時などはco-piにPFをさせられないので、全便キャプテンがPFをします。

色々、条件があるんです。

どっちがPFでもPMでもミスしたら最終的には全てキャプテンの責任になるので、悪天候の時にはキャプテンがやっています。

また、たまにある事ですが、指導するのが面倒だったり、キャプテン自身の着陸回数が少なかったり、早く帰りたい時はキャプテンがPFしているようです。
キャプテンにとっては「co-piにさせるよりも自分でPFした方が全然楽」だそうです。

それはそうですよね。
指導するのも大変ですし、co-piがやっている事をしっかり見ないといけないので面倒だと思う事もあるでしょう。

仲が良かったり、よく知っているキャプテンだと全部co-piがPFって事もあるそうです。

どちらが良いのか分かりませんが、経験してナンボの世界ですからね。

今日は意気込み通り、行きの便を旦那がPFさせてもらったそうです。
着陸はスムーズに出来たそうですが、出発からボケボケしていたそうですよ。

よくご一緒しているキャプテンだったので、今日はやる気満々の旦那でした。

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