「春一番」の風って何なのでしょう?きっとパイロット泣かせですよね?

さくらの山公園から見た飛行機 旦那観察日記2月

なんか急に暑くなりましたね。
季節感が分からなくなります。

まだ、2月なのに半袖でも良いくらいです。

昨日もとても風が強かったですね。
季節外れの暖かさが続いた15日は関東地方で春一番が吹きました。

いったい、春一番って何なのでしょう?

その日は最大瞬間風速が18mだったそうですが、36ktですね。
これはどのくらいの風なのでしょう?

気象庁のHPで調べてみました。

季節が冬から春へと変わる時期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風のことを言います。
具体的には、2月4日ごろの立春(りっしゅん)から3月21日ごろの春分(しゅんぶん)までの間に、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの毎秒8メートル以上の風が吹き、気温が上がる現象のことです。
(気象庁のHPから引用)

旦那に聞いてみましたが「春一番とは春先一番目に吹く強い風のことで定義は無いと思う」と言っていました(笑)

飛行機好きにはたまらないと思いますが、成田空港の北側(RWY16側)にあるさくらの山にはきっと多くの飛行機マニアの方が集まっていらっしゃったのでしょうね。
私もYouTube動画見ましたよ。

揺れ揺れの際どい着陸を見るのは好きです。
興奮しますよね。

パイロットはどんな感じなんだろうっていつも思っちゃいます。

飛行機の機種によって着陸できる風のリミットが決まっているそうですが、成田空港は滑走路の方角的にもGo-around(着陸復行)しやすいそうです。特に、南寄り(南西220度方向から)の強風が吹いた時だそうです。

しかも、12時間越えの長距離のFLIGHTで最後にこの風はまさにパイロット泣かせだそうです。

マイクルバーストが発令されたら危険すぎてアプローチ・着陸はできないそうですが、マイクロバーストって何でしょう?

マイクロバーストは発達した積乱雲から真下に強く吹き下ろされる下降気流の事だそうです。これに入ってしまうと運が悪ければ浮き上がることができずに墜落するそうです。

また、よくウインドシアーって聞くと思いますが、どんな風なのでしょう?

ウィンドシアーは風の風向や風速が高度によって変わる事だそうです。
高度2000ftで30kt風が吹いていて高度1000ftで10ktが吹いているとすると、1000ftの間に20ktのウィンドシアーが存在するという事です。

特に急激な追い風になるウィンドシアー(テイル ウィンドシアー)は飛行機の揚力を奪うので危険だそうです。テイルウィンドシアーは飛行機のシステムが検知できて、強いウィンドシアーに遭遇したらコックピットで警報が出るそうで、この警報が出たらGo-aroundする必要があるそうです。

しかし、実際コックピットではどんな感じなのでしょうか。
何を見て、何を感じながら操縦しているのか気になりますよね?

旦那はこういう天気だとワクワクするそうです(笑)
小学生の時に台風が来て学校が休みになるのではというワクワク感に似ているそうです。
そして「こういう時はGo-aroundするつもりで行っているからなんて事ない」と言ってました。

しかも、外から飛行機を見ている以上に機内は揺れているので、コックピットも激しく揺れを伴う中で操縦しています。そして、客席も大変な事になっているそうです。

私だったら悲鳴をあげてしまいそうです。

YouTube動画を見ていると何機もGo-aroundしていましたが、こういう場面を見るとパイロットって凄いなと思う瞬間です。

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