今日は少し遅れて羽田に帰って来た旦那です。
羽田空港で急遽風向きが変わってなかなか大変だったようです。
飛行機は基本的には向かい風になる向きで滑走路を使用します。
羽田空港は北風運用と南風運用がありますが、今日は到着時間帯に滑走路の運用が変わったらしく、そのタイミングで混雑したそうです。
しかも、混雑していてHoldingを指示されたそうです。
Holdingとは管制官に言われた場所でぐるぐる待機する事です。
だいたいHoldingに入ると便が遅れますが、どれくらい遅れるかは読めません。
しかも、ちょうど関東周辺には揺れる雲がちょこちょこあって強い揺れも報じられていたそうです。そして、遅れる時はトラフィックが多いので、管制官もいっぱいいっぱいで何も教えてくれないそうです。
結局、30分くらい遅れて着陸したそうですが、そんな不確定な要素が多い中でもお客さんやCAにどれくらい遅れるか伝えなければいけません。
今回ご一緒のキャプテンはとても対応が良くて、旦那は勉強になったそうです。
まず、シートベルトサインを付けて着席してからどれくらい遅れるかを予想していたそうです。
先行機がどこにいるのか、先行機は何周Holdingしているのか、自分が何番目なのか。
そして、シートベルトサインを付けている時間がどれくらいになりそうか、残燃料がどれくらいあるか、着陸前の安全性チェックはできそうかなど、順番に考えられていたそうです。
そして、「どれくらい遅れるかな」「前の飛行機はRadar Vector始まったね」「あまり長いとベルトサインをONにしてる時間が長くなりそうだね」など気付いた事やこれから考えなければいけない事を順番にしっかり口に出して言われていたそうです。
忙しい時は一人で抱えてしまいがちですが、自分が考えている事を口に出して相談しながら決定していく事はとても大切だなと思ったそうです。
そういうところは旦那の苦手なところなので、キャプテンのように自分が何を考えてどうしたいのかを口にしっかり出して欲しいなと思います。そうする事で、相手は何を考えているのか周りの人は分かります。そして、足りないところはフォローしてくれます。
日常でも同じです。
旦那は何を考えているのか分からないので、日頃から自分が考えている事を口に出していけるよう練習なければならないですね。