やっぱり「操縦桿をイゴイゴする癖」治ってなかった・・・

飛行機 旦那観察日記8月

2泊3日STAYが終わり帰って来た旦那です。

旦那から「またイゴイゴ病再発」と連絡が来ました。

どう言う事かと言うと、旦那はファイナルアプローチに入った時にどうしても操縦桿を右に左にと頻回に動かす癖があるんです。

自分でズレているような感覚があるから動かしてしまうそうですが、ちょっと前のシミュレーターで「もうイゴイゴしてないよ」と言っていたのに、やはり簡単には癖って治るものじゃないですね。

今回ご一緒のキャプテンからもデブリで「自分で恥ずかしいと思わないと治らないよ」と言われたそうです。それを聞いて、言ってくれるキャプテンがいてくれて有難いと思いました。

私も旦那に言った事がありますが、所詮、私が言っても素人意見なので腹に落ちないでしょう。

私は旦那がどんな操縦をしているのか実際に見たことがありませんが、車の運転を見ているとなんとなく分かるんです。真っ直ぐ走行しているのにハンドルを右に左にとずっと動かしているんです。
ただハンドルの遊びの範囲なのに無意味な操作です。
今はしなくなりましたけどね。

パイロットだから運転は上手なはず!と思いますよね?
私もそう思っていましたし、多くのパイロットの方は車の運転が上手です。
しかし旦那は、安全確認は出来ていないし、変なところでスピードは出すし、とにかく駐車場に止めるのが下手くそです。
下手くそすぎて「乗りたくない」と喧嘩したことがあります。

今は副操縦士なので少々下手な操縦でも良いかもしれませんが、機長になった時に後輩に「このキャプテン操縦が下手」と言われたら恥ずかしいですよね。

旦那は頭も良いし、メンタルも強いのでキャプテンになる素質はあると思います。CRM能力、コミュニケーション能力はちょっと不安な部分もありますが大丈夫でしょう。
航空法で定められている年1回の航空身体検査や年4回の定期飛行訓練、審査があるので、安全運航に必要な体力と知識は常にチェックされているので問題はないでしょう。
なので、技能面で落とされたら本当にもったいないです。

旦那のマイナスな部分がFLIGHTに出ていると思うんですよね・・・。
とにかく落ち着きがない。

家では10分もじっと座ってられない人です( ̄∀ ̄)笑

安全性、快適性、効率性は今でも考えながら行っている事だと思いますが、もし機長になる為の大きな要素が「人間性」「技量」「経験」「知識」「タイミング」だとすれば、技量なんてセンスなので努力すれば磨けます。

きっとプロ意識だと思います。
常に誰かに見られているという意識を持ってFLIGHTする事だと思います。
指の先までピシッとスマートに!
誰が見てもかっこいいと思われるようなパイロットになって欲しいです。

仕事と私生活は別だと思うかもしれませんが、私は同じだと思います。
「仕事ではちゃんとやってるよ」と旦那も良く言いますが、日頃出来ていなければ仕事でも出来ていないと思います。

仕事ができる人は何でも出来ると私は思います。
なので、日頃から意識を高めていく事で身に付きます。それが、FLIGHTでも私生活でも活かされてくると思います。

とにかく、飛行機と一体化して欲しいです。
自分が飛行機になったつもりで、ピタッと滑走路に向けて飛んで欲しいです。

世界1のパイロットを目指して、私はこれからも旦那を支えていきます!( ◠‿◠ )!

タイトルとURLをコピーしました