2泊3日STAYが終わって帰って来た旦那です。
旦那がまた「イゴイゴ病再発」と言っていました。
どういう事かと言うと、旦那はファイナルアプローチに入った時にどうしても操縦桿を右に左にと頻回に動かす癖があるんです。
自分でズレているような感覚があるので動かしてしまっているのですが、ちょっと前のシミュレーターで「もうイゴイゴしてないよ」と言っていました。
なのに、やはり簡単に癖って治るものじゃないですね。
今回ご一緒のキャプテンからも、デブリで「自分で恥ずかしいと思わないと治らないよ」と言われたそうです。
それを聞いて、ビシッと言って下さるキャプテンがいて有難いと思いました。
私も旦那に言った事がありますが、所詮、私が言っても素人意見なので腹に落ちないでしょう。
私は旦那がどんな操縦をしているのか実際に見たことがありませんが、車の運転を見ているとなんとなく分かるんです。
真っ直ぐ走行しているのにハンドルを右に左にとずっと動かしているんです。
ハンドルの遊びの範囲なので無意味な操作です。
今はしなくなりましたけどね。
って、最近、車に乗ってないのでどうなのか分からないです。
パイロットだから車の運転も上手でしょ!と思いますよね?
私もそう思っていました。
多くのパイロットの方は上手です。
安全確認もしっかりされていますし、同乗者が快適にドライブできるように配慮して下さいます。
しかし、旦那は安全確認も出来てないですし、変なところでスピードを出しますし、とにかく駐車場に止めるのが下手です。
下手すぎて「乗りたくない」と喧嘩したことがあります。
今は副操縦士なので少々下手な操縦でも良いかもしれませんが、機長になった時に、後輩に「このキャプテン操縦が下手」と言われたら恥ずかしいです。
旦那は頭も良いですし、メンタルも強いので、キャプテンになる素質はあると思います。
ただ、CRM能力とコミュニケーション能力はちょっと不安な部分もありますが・・・きっと、大丈夫でしょう。
航空法で定められている年1回の航空身体検査や年2回の定期飛行訓練、審査などがあるので、安全運航に必要な体力と知識は問題ないでしょう。
なので、技能面で落とされたら本当にもったいないです。
旦那のマイナスな部分がFLIGHTに出ていると思うんですよね・・・。
とにかく落ち着きがない。
家では10分もじっと座ってられない人です( ̄∀ ̄)笑
安全性、快適性、効率性は今でも考えながら行っている事だと思いますが、もし機長になる為の大きな要素が「人間性」「技量」「経験」「知識」「タイミング」だとすれば、技量なんてセンスなので努力すれば磨けます。
きっとプロ意識だと思います。
常に誰かに見られているという意識を持ってFLIGHTする事だと思います。
指の先までピシッとスマートに!
誰が見てもカッコ良いと思われるようなパイロットになって欲しいです。
仕事と私生活は別かもしれませんが、私は同じだと思います。
「仕事ではちゃんとやってるよ」と旦那は良く言いますが、日頃が出来ていなければ仕事でも出来ていないと思います。
仕事ができる人は何でも出来ると思うんですよね。
なので、日頃から意識を高めていく事で身に付くと思います。
とにかく、飛行機と一体化して欲しいです。
自分が飛行機になったつもりで、ピタッと滑走路に向けて飛んで欲しいです。
世界1のパイロットを目指して、私はこれからも旦那を支えていきます!( ◠‿◠ )!