ロンドンSTAYから帰って来た旦那です。
帰りのFLIGHT時間が長いので想像しただけで可哀想です。
”今頃、上空でどうしているかな?”といつも気になっています。
長い時間、狭いコックピットに座っているのは大変ですよね( ;∀;)
ロンドンからの帰りの便は「離陸した時点で僕の仕事は終わりだ」と旦那は言っていました。
どういう意味なのでしょうか?
海外で何が一番大変なのかと言うと、「ネイティブな英語」だそうです。
クリアランスをもらって、その後Pushbackして、Taxiして離陸するまでの流れは日本と同じだそうですが、日本人は英語がネイティブではないので、管制官に早口で言われるとよく分からないそうです。
分からなかったり、曖昧な時は聞き直せば良い事ですが、ヒースロー空港など大きな空港では聞き直す暇がないくらい管制官がずっと喋り続けているそうなので、できるだけ1回で聞き取れるように集中しているそうです。
しかも、日本の指示の出し方と違うそうで、そこも気を遣うそうです。
例えば、滑走路に入る許可の際、日本では「RWY○○,Line Up and Wait(滑走路○○に入って待機せよ)」と言われるそうです。
しかし、ロンドンでは「Behind Landing ○○, Line Up and Wait RWY○○ behind(着陸機の後、滑走路に入って待機せよ)」という言い方をされるそうです。
日本では滑走路に入る時にこのような指示の出し方は絶対しないそうです。
それは間違えて着陸機の前に滑走路に入ってしまう恐れがあるからです。
そういう違いがあるのでとても気を遣うそうです。
離陸した後は決められたルートを飛んで、揺れそうなところがあれば高度を変えたり、無線の周波数を変えたり、モニターしているだけなのでそこまで大変な事はないそうです。
そもそも、国内線はF/OさんがPFする事もありますが、国際線はほぼPMだそうです。
キャプテンが離発着をされますが、たまに、F/Oさんに着陸させてくれるキャプテンもいらっしゃるそうです。
今回ご一緒のキャプテンは「エンルートが長い国際線だと休憩もあるし、ずっとコックピットにいる訳ではないので、F/OにPFをさせてもあまり意味がない」と言う考えの人だったそうです。
要するに、「疲れているのに着陸させてもな・・・」と言う事です。
なので、旦那は「ロンドンは離陸した時点で僕の仕事は終わり」と言っていたのです。
まあ、旦那は面倒な事はやりたくないので「ありがとうございます」って感じだったと思いますけどね。
今回ご一緒のキャプテンはCREW全員にスコーンを買って来て下さっていたそうですが、行きの便で愛想が悪かったCAさんも、帰りの便では凄く愛想が良かったそうです。
ウケるんですけど!!!
食べ物の影響って凄いですね!
そのスコーンを旦那も貰って帰って来てくれましたが、凄く美味しかったです。
どのこスコーンなのでしょう?
今度、買って来て欲しいです。
よくよく話を聞くと、CAさん全員に配られたのではなく、前のCAさんにだけに渡されていたそうです。
さすがに全員に買うのは大変ですよね。
STAYから帰って来た旦那は体重を測っていましたが、3kgも減っていました。
どういう事なのでしょう???
Σ(‘◉⌓◉’)
「STAYダイエット成功した」と言っていましたが、増減が激しすぎますね。