数日前から旦那は風邪を引いて調子が悪いようです。。
サンフランシスコSTAY中に風邪を引いたようですが、誰にもらったのでしょうか?
キャプテン達とは食事にも行かず大人しくしていたようですが・・・。
2泊4日のパターンで買い物には行ったそうですが、その他はいつものように寝て過ごしていたそうです。
外の気温も14℃くらいだったそうなのでそこまで寒くはなかったようですが、外出中に感染したのでしょうか?
それとも機内?
STAYから帰って来た日に「喉が痛い」と言っていました。
たまたま3連休だったのでゆっくりしていましたが、熱は微熱で、喉の痛みと鼻の詰まり、鼻汁が続いています。
とにかく身体がだるいそうです。
そこまで高熱が出なくても風邪は辛いですよね。
普通は風邪薬を飲んで様子を見ると思いますが、パイロットは薬の服用が制限されています。
もちろん飲んでも良いのですが、薬を服用する場合は、市販薬でも処方薬でも指定航空身体検査医や乗員健康管理医の確認を受けなければなりません。
主治医の判断ではないです。
なので、自力で治すかお薬を飲むかですが、旦那は報告するのが面倒でお薬を飲みませんでした。
しかし、なかなか回復しなかったので今日は仕事をお休みしました。
朝が早いパターンだったので、昨日のうちに会社に連絡をしました。
日帰りのパターンだったので良かったのですが、スタンバイの方が代わりに飛んで下さいました。
きっと、風邪くらいで休むの?って思われますよね?
普通は高熱が出ない限りお仕事はお休みしないと思います。
もちろん、インフルエンザと診断されたらお休みしなければならないですが、みんな辛くても出勤していますよね。
「良いお仕事だな〜」って思われるかもしれませんが、お薬が飲めないのも大変です。
何故、飲めないのかというと、薬には副作用があるので飛行の安全に影響を与える可能性があるからです。
また、鼻が詰まっていたら航空性中耳炎になる可能性もあります。
航空性中耳炎とは、風邪などで耳が詰まった状態で飛行機に乗ると気圧の調整ができないので、上昇や降下による急激な気圧の変化により鼓膜に圧力がかかり炎症を起こします。
これ、クセになる人が多いんですよ。
私も風邪を引いた状態で乗務して、口腔性中耳炎になった事があります。
耳が詰まった状態が何日も続いて辛かった記憶があります。
今日1日お休みを頂いたので、次の出勤は2日後です。
さすがに1週間経てば良くなるでしょう。
躊躇せず、勇気を出して休む事も安全への第一歩ですね!