今日はお天気は良かったですが、爆風でしたね。
ニュースでも話題になっていましたが、中継でも立っているのがやっとのくらいの風でした。
しかも、欠航便も出てましたね。
天気予報で天気図を見たら、等圧線の間隔がかなり狭くなっていました。
台風みたいな感じですね。
今日は千歳を往復して帰って来た旦那ですが、千歳は雪で羽田は爆風で大変なFLIGHTだったようです。
しかし、今日ご一緒のキャプテンは爆風の中でもとても操縦が上手だったそうです。
旦那は「上手だったな、勉強になった」と凄くキャプテンの事を褒めていました。
風が強くても羽田の滑走路はRWY34L/Rなので、着陸する分には横風制限値には引っかからず問題はなかったそうですが、飛行機は風が強くても正対から吹く風であれば着陸できるんです。
風が強いと「降りてるのかな?」と興味津々となってFlightraderを見てしまう私ですが、飛行機マニアさんと同じですね(笑)
今日はキャプテンが往復PFしたそうですが、羽田のweatherを見て「ダメだ!規程のリミテーションは満たしていても俺のリミテーションが超えてる!!!CAに着陸時は衝撃防止姿勢取るように伝えとくわwww」と笑いながらおっしゃっていたそうです。
そういう冗談をおっしゃるキャプテンは、絶対、操縦が上手いんですよね!
エンルートでもFinalはラフエアーという情報が上がってきていたそうですが、旦那は横で「キャプテン頑張れ」とわくわく感を味わっていたそうです。
キャプテンは早々にオートパイロットを切られ、千葉の上空くらいからマニュアルFLIGHTにされていたそうですが、気流が悪かったので「もう少しオートパイロットでやればいいのに」と旦那は思ったようです。
しかし、確かにFinalは気流が悪かったそうですが、思ったより悪くなく、旦那は「あれ?」と思ったようです。しかも、着陸は普通にスムーズで、全くラフエアーではなかったそうです。
到着した後に、キャプテンに「ラフエアーでしたか?」と聞いたそうですが、「どうだろう?こういう時には3度Pathじゃなくて2.9度~3.1度くらいの間でゆるーくフラフラ飛べば風をいなせるんだよねー」とおっしゃっていたそうです。
ちょっと難しい話かもしれませんが、キャプテンは風に対抗していくような飛び方ではなく、風を利用して上手くコントロールされたって事なんですね。
旦那もそれを聞いて「なるほど!」と思ったようですが、パイロットは3度Pathを守るのが習性で、上昇気流が来たら操縦桿押さえて、下降気流がきたら操縦桿を引き上げる操作をするそうですが、その操作で飛行機が揺れてしまうそうです。
その操縦桿の上下のイゴイゴ操作をあえて許容範囲内の中で緩く動かして、飛行機が気流で3度Pathから上下にズレるのを許容する事でGがあまりかからなくなるという理論だそうです。
旦那は「そういう視点は無かった」と話していましたが、今日のFLIGHTは今年イチ勉強になったそうです。