航空大学校で何が一番変だったのか旦那に聞いてみました!
座学(勉強)でしょうか?
それとも、初めてのFLIGHTでしょうか?
それとも、寮生活?
健康管理?
試験?
色々想像しますよね。
私は航大生と何度か飲みに行った事がありますが、「勉強も訓練も大変だ」とみんな口を揃えて言っていました。
とは言っても、ずっと勉強や訓練をしているのではなく、飲みに行ったり観光したり、ON・OFFはしっかりしていました。
ちなみに、宮崎ではモテモテでしたね〜笑
でも、みんなパイロットになる夢に向かってに頑張っていて、キラキラ輝いていました!
さて、旦那はどんな学生だったのでしょう。
私は旦那の航空大学校時代を知りません。
旦那が一番大変だった事は、勉強でもなく、FLIGHTでもなく、「集団生活」だったそうです(笑)
航空大学校は「全寮制」です。
なので勉強するのもFLIGHTの訓練をするのも、食事も、休日のプライベートも、常に同期と一緒に過ごす事になります。
部屋は、先輩や同期と相部屋になので、寝る時も常に誰かがいる環境です。
なので、寮で一人になる時間はほとんどありません。
もちろん寮生活をした事がない人がほとんどで、寮生活をした事があっても個室だったそうです。
旦那は他人といきなり同じ部屋で生活する事になり、かなりストレスだったそうです。
しかし、寮生活の良い面もあったそうです。
その理由は、一緒に生活をすることで「助け合う事を学び」、パイロットに必要な「協調性が鍛えられる」そうです。
勉強や訓練の面で言うと、出来ない人は24時間体制で誰かに教えてもらう事ができ、いつでも相談ができます。
なので、FLIGHTの事だけを考えて生活すれば良かったのです。
しかし、本当の理由は「一人一部屋を用意するだけの予算や設備がないから」だそうですけどね。
旦那は勉強もFLIGHTも苦労しないタイプだったので、誰かに頼る必要もなく、初めはプライベートの無い寮生活が苦痛だったようです。
旦那は人に合わせるのが苦手なので、なんとなく分かる気がします。
同期が何かやらかした時(寝坊とか)は連帯責任で怒られる事もあり、それも嫌だったそうです。
同期の失敗はみんなの失敗だそうです。
それでも段々とその生活に慣れて、卒業する頃には苦痛に感じる事はなかったそうです。
協調性が身について成長したと言う事でしょうか?笑
航空大学校のようにルームシェアする事はなかなかないので、旦那は「貴重な経験だった」と言っていました。
自社養成のパイロットの方は寮生活と言っても一人一部屋あるそうです。
まあ、学生といっても20代そこそこの良い大人ですからね。
確かに寮生活は大変だったでしょう。
でも、今では同期は家族と同じような存在です。
他の期の先輩や後輩方も同じです。
だから今の旦那があるって事なんですね。
寮生活をしていなかったら、もっとマイペースな人だったでしょう。
なので、航空大学校の寮生活にも感謝ですね!