みなさん、「スラマッ トゥンガハリ(こんにちは)」。
2024年5月、3泊4日でマレーシア・クアラルンプールに行って来ました。
日本からマレーシア・クアラルンプールまで飛行機で約6時間です。
物価が安くて、ホテルは激安で、治安が良く、街は綺麗で、食べ物が美味しいのが魅力です。
マレーシアは、過ごしやすい気候を考えると12月から3月頃がお勧めです。
今回、私がどんな事を調べて行ったのか。
また、現地での移動手段や両替・キャッシングの方法、観光スポットや飲食店、ホテルなど、誰もが知りたい事をまとめました。
日本との時差はマイナス1時間です。
言葉は、マレー語ですが、英語も通じます。
「こんなのがあったら良いな〜」と思う内容になっていますので、「マレーシア・クアラルンプール」旅行を考えている方は、是非、参考にして下さい。
Table of Contents
マレーシア入国に必要な書類・手続き(2025年10月)
30日以内の観光目的であればビザは不要です。
パスポートの残存有効期限は6ヶ月以上となっています。
また、マレーシアへ入国するすべての方は、事前にデジタルアライバルカード(電子入国カード)の登録が必要です。
マレーシア到着3日前から登録可能です。
そして、大切なのが海外旅行保険です。
ゴールドカードに付帯している保険もありますが、それだけではちょっと不安なので、加入した方が安心です。
マレーシアのお金
お金の種類
マレーシアの通貨はリンギット(RM)で、紙幣は6種類、硬貨は4種類あります。
1=約30.20円なので、だいたい表示されている金額に30を掛けた数字が日本円になります。
両替の場所
空港や街中のショッピングモールにありますが、手数料が掛かります。
空港で両替するより、街中の方がレートが良いです。
キャッシング
両替の手数料を払うより、キャッシングの方が便利でお得です。
詳しくはこちらのblogを参考にして下さい。

マレーシアで注意する事
チップに関する事
マレーシアはチップ制度は基本的にないそうです。
ホテルやレストランで渡す場合は5RMが目安です。
レストランでは伝票にサービス料の記載があれば不要です。
お水に関する事
マレーシアの水道水は飲めません。
必ずコンビニやスーパーマーケットで購入します。
屋台やナイトマーケットで食事をする場合も衛生面が心配な方も多いと思いますが、私は全く大丈夫でした。
お酒に関する事
マレーシアは人口の約65%がイスラム教徒なので、大半の方がお酒を飲まれません。
なので、飲食店でもアルコールの提供をしていないお店も多かったです。
また、アルコールの販売は時間が決まっていて、基本的に午前7時~午後9時までは購入ができますが、酒税が高いので日本の約3倍くらいします。
宗教的寺院の参拝マナー
ノースリーブやサンダル、短パンなどはNGです。
また、大声で話すのもマナー違反です。
トイレ事情
街中のデパートやショッピングモールは洋式の綺麗なトイレがありますが、街から離れた場所になるとトイレットペーパーがないので必ず持ち歩く必要があります。
そして、備え付けのゴミ箱に捨てます。
マレーシアの街は綺麗ですが、トイレがかなり汚いのは残念でしたね。
まあ、日本以外の国はどこもそうですが・・・。
移動手段(無料のバスもある!)
クアラルンプールは渋滞になることが多いので、電車(LRT、MRT、KLモノレール、KLIAエクスプレス&KLIAトランジット(空港直結)、KTMコミューター(郊外))が便利です。
また、市内バスや旅行者向けの観光地を巡回する2階建てバス(KL HOP-ON HOP-OFF)や市内5区間を運行する無料循環バスも充実しています。
東南アジアのタクシーアプリ「Grab」
Grabは事前にアプリをダウンロードして登録しておきます。
乗車前に行き先や料金が決めれるので、運転手さんと会話をする必要もなく、ぼったくりに遭う事がないので便利です。
飛行機の到着が深夜でしたが、高速代と空港使用料、深夜料金が別途掛かり、合計3,000円くらいでした。
なので、滞在中はGrabを利用して観光しました。
『バトゥ洞窟』や『ブルーモスク』『ピンクモスク』『天后宮』など行きましたが、1,300〜1,500円くらいでした。
タクシー
タクシーの初乗りは通常RM3と決まっていて、以降、メーターで料金が変わってきます。
たまにぼったくりに遭う事もあるそうなので注意が必要です。
客引きしてくる人は要注意です。
電車
電車が一番安くて便利です。
改札の近くに券売機があるので、路線をタッチして、駅名を選択して購入します。
トークンというプラスチックのコインが切符です。
このコインのようなものを改札でタッチして乗ります。
改札から出るときは改札にこのコインを入れる縦の隙間(自動販売機のコイン投入口のようなもの)ところがありました。
クアラルンプール市内の路線図です。
<マレーシア政府観光局のHPより引用>
クアラルンプール観光1日目
初めて行く国は土地勘がないので困りますよね。
クアラルンプールのエリアを覚えておくと便利です。
<マレーシア政府観光局HPより引用>
バトゥ洞窟
まず、最初に行ったのは『バトゥ洞窟』です。
クアラルンプールの中心から車で30分です。
272段の急な階段を登って行きますが、ヒンズー教の聖地と言われていて鍾乳洞の中に神様が祀られています。
猿がたくさんいましたが、人間慣れしているのでしょうね。
シレッとしていました。
気温は32度くらいでしたが、湿度も高く、階段を登ったら汗だくでした。
鍾乳洞の中にはヒンズー神話にまつわる彫刻や壁画などが展示されています。
こんなに大きな鍾乳洞です。
天井から差し込む光が幻想的でした。
ブルーモスク
次に、『ブルーモスク』に行きました。
正式には『スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・モスク』と言われています。
マレーシア最大のモスクです。
『バトゥ洞窟』からGrabで移動しましたが、1時間くらい掛かりました。
料金は1,200円くらいでした。
見学時間
観光客が見学ができる時間は決まっていて、月〜木曜日、土日は9:00〜12:30、14:00〜16:00、16:45〜18:30。金曜日は9:00〜11:00です。
無料ガイド
ボランティアの方が無料でガイドして下さいます。
しかも、写真も撮って下さいました。
所要時間は約1時間半です。
数人一緒に案内して下さいましたが、英語なので「???」でした。
女性は頭からヒジャブというスカーフを身に付け、ブルーの羽織物を着ます。
建物は本当に綺麗で圧巻でしたが、かなり暑かったです。
建物は本当に綺麗で圧巻でした。
もっとお天気が良ければ太陽の光が差し込み青々と光り輝くと思います。
ピンクモスク
そして、『ピンクモスク』に行きました。
正式には『プトラモスク』と言われています。
『ブルーモスク』からGrabで移動しましたが、30分くらい掛かりました。
料金は1,300円くらいです。
だいたい、みんなブルーモスクとピンクモスクはセットで行くようです。
Googleマップの情報を見て22時までだと思っていたのですが、18時頃に行くと「もう終了」と言われ中には入れませんでした。
見学時間
観光客が見学できる時間は、土曜日〜木曜日は9:00〜18:00、金曜日は9:00〜11:00・15:00〜18:00となっています。
見どころ
見どころはピンク色の可愛い建物です。
中も全てピンク色で装飾も美しいです。
また、プトラジャヤ湖を一周するプトラジャヤクルーズも人気で、湖の上から首相官邸やピンクモスクなど見ることができます。
料金は大人RM30・子供(3-12歳)RM15です。
ペトロナスツインタワー
KLCC周辺はクアラルンプールの中心地で、巨大なショッピングモールや高級ホテルが建っているエリアです。

『ペトロナスツインタワー』はどこから見てもキラキラ輝いていてとても綺麗でした。
88階建ての高さ451.9mある巨大なツインタワーは迫力がありました。
20時の噴水ショーを見ましたが、それはそれは感動しました。
開催時間
KLCCレイクシンフォニー光と音のショーは毎日開催されています。
20時~20時10分、20時30分~20時40分、21時~21時10分、21時30分~21時40分、
22時~22時10分です。
ライトのみの噴水ショーの場合は、19時30分、20時30分、21時30分です。
Saloma Link
川と高速道路にかかっている橋で、映えスポットとして人気です。
夜はライトアップされ、赤や青、緑、黄色など次から次に色が変わります。
『ペトロナスツインタワー』が綺麗に見えるスポットがありました。
カンポンバル
クアラルンプールの下町と呼ばれているエリアで、屋台や飲食店が立ち並んでいます。
地元の方も多く、食べ歩きするには楽しいエリアです。
かなり安くて、ローカルフードを味わう事ができます。
クアラルンプール2日目観光
天后宮(てんごうぐう)
1989年に創建されたマレーシア最大の中国寺院です。
色鮮やかな寺院は人気の観光スポットです。
本堂には、観音菩薩、天后聖母、水尾聖娘の3体の仏像が祀られています。
縁結びのスポットとして有名だそうです。
中庭には黄色の提灯が飾られていてとても綺麗です。
ブリックフィールズ(リトルインディア)
KLセントラル駅から徒歩5分くらいのところにあるインド人街です。
私は『Mangala Theebam Wholesale Cash & Carry』というお店でアーユルベーダの石鹸を爆買いしました。
安くて種類も豊富で、おすすめです!
アーユルベーダの石鹸についてまとめたblogはこちらです!
是非、参考にして下さい。

チャイナタウン
チャイナタウンは人気の観光スポットです。
おしゃれなカフェも多く、食べ歩きが楽しめるエリアです。
『KLタワー』とチャイナタウンの街並みも見応えがあります。
鬼仔巷(クワイ・チャイ・ホン)
映え映えスポットとして有名な『鬼仔巷』です。
路地裏にあるストリートアートで、中にはおしゃれなカフェやバーがありました。
ベリルズチョコレートストリート
マレーシアで有名なチョコレートのお店です。
スーパーやショッピングモールにも『Beryl’s』はありますが、チャイナタウンにもあります。
ここのお店は17時半には閉まります。
ペタリンストリート
『ペタリンストリート』は、チャイナタウンの中心にあるアーケードです。
偽物の商品やお土産がズラリと並んでいます。
夜になると屋台がたくさん出るので食べ歩きも楽しいです。
Masjid Jamek(マスジット・ジャメ)周辺
ブループール(リバーオブライフ)
クラン川とゴンバック川の合流する地点で、遠くには1909年に完成したクアラルンプール最古のモスク『マスジット・ジャメ』が見えます。
夜は川がブルーにライトアップされるので綺麗です。
ムルデカ広場
ムルデカ広場は、マレーシアの国旗が初めて掲げられた場所です。
とても広い芝生の公園があります。
『スルタン・アブドゥル・サマドビル』というレンガ造りの建物は、ペトロナスツインタワーと並ぶクアラルンプールのランドマーク的存在だそうです。
KLシティギャラリー
ムルデカ広場の横にあるI LOVE KLのオブジェです。
クアラルンプールに観光に来た人は、必ずここに来て記念写真を撮るそうです。
ジャラン・アロー通り
ブキ・ビンタン周辺はクアラルンプール随一の繁華街です。
『PAVILION』や『LOT10』などのショッピングモールがあり、屋台が並ぶ『ジャランアロー通り』があるエリアです。
ここは必ず行くべきスポットです。
夕方から賑やかになりますが、飲食店や屋台など50店舗以上が立ち並んでいます。
かなり人が多くて歩くのも大変なくらいでした。
スムージーのお店やフルーツ屋さん、焼き鳥など様々なお店があるので食べ歩きも楽しいです。
マンゴーのスイーツもありました。
どこで食べようか悩んで、『Restoran Meng Kee Grill Fish』で食べました。
お料理4品とビールを注文して4,000円くらいでした。
何を食べても美味しかったので、おすすめのお店です。
ただ、暑いのがネックですね。
OLD TOWN(ホワイトコーヒーのお店)
クアラルンプール市内には27店舗あります。
私が立ち寄ったお店はピンクモスクの近くにある『Old Town White Coffee Souq Putrajaya』です。
ホワイトコーヒーってどんな味かと思い好奇心で注文してみました。
旦那はホイップオンを注文しました。
ホワイトコーヒーは、マレーシアのイポー発祥の伝統的なコーヒーだそうですが、なんとパームオイルマーガリンと焙煎した浅煎りのコーヒー豆を使って淹れたコーヒーにコンデンスミルクを混ぜて作ったドリンクだそうです。
いつもブラックコーヒーしか飲まないので、想像以上に甘かったです。
ラクサを注文しましたが、シンガポールで食べたラクサとはちょっと違いました。
他にもカヤトーストやマレーシア料理のナシレマもあり、かなりメニューが充実しています。
人気のあるショッピングモール
クアラルンプールにある有名なショッピングモールをいくつか紹介します。
ロット10
LOT10はドンキ・ホーテが入っています。
PAVILION(パビリオン)
私は『PAVILION』でBeryl’sのチョコレートを爆買いしました。
Beryl’sのチョコレートはマレーシアでしか買えないので、絶対、買って帰るべきです。
Beryl’sチョコレートを紹介したblogはこちらです。
是非、ご覧下さい!

また、地下にはとても広いフードコートがあり、何でもあって、お手頃なのでおすすめです。
そして、とても美味しいです。
マレーシア料理ではありませんが、パッタイとチキンライスを食べました。
スンガイ ワイ プラザ
ミッドバレーメガモール
本当はここのショッピングモールに行きた方のですが、時間がなくて行けませんでした。
なんでも揃っているそうです。
ららぽーと
我ら日本の『ららぽーと』もありました。
ニューセントラルショッピングモール
KLセントラルの目の前にあります。
スリアKLCC
『ペトロナスツインタワー』のところにある巨大なショッピングモールです。
セントラルマーケット
お土産を買うなら『セントラルマーケット』がおすすめです。
350店舗を超えるショップが入った屋内のマーケットです。
ナマコ石鹸やBeryl’sチョコレートも売ってました。
三井アウトレットパーク(空港の近く)
三井アウトレットモールは空港の近くにあります。
最終日、飛行機に乗る前に行きたかったのですが、時間がなくて諦めました。
クアラルンプールのコンビニ
クアラルンプールには『kk super mart』というコンビニが至る所にあるので、お買い物には困りません。24時間営業です。
私がクアラルンプールで買って来たお土産です。
アーユルヴェーダの石鹸とチョコレートを爆買いしました(笑)
写真はありませんが、BOH(ボーティー)は有名です。
マレーシア最大の紅茶農園があるキャメロン・ハイランド産の高級茶葉を使用した紅茶です。
ライチローズ、パッションフルーツ、ライム・ジンジャーなど珍しいフレーバーがあります。
まとめ
今回は3泊4日で行きましたが、ちょっと連休があってどこか海外旅行に行きたいなと思う人にはクアラルンプールはおすすめです。
日本から直行便が出ていますし、Grab(タクシー)も安いです。
何と言っても物価が安いのでお買い物を楽しんだり、美味しい物を食べ歩きする事ができます。
そして、マレーシアの人は優しいですし、治安も良いです。
お昼は観光したりマッサージしたり、夜はナイトマーケットに行ったり、クアラルンプールは眠らない街なので3日間でも十分楽しめます。
私が行った観光スポットやナイトマーケット、食べた物やお土産に買ったものなどを紹介しましたが、クアラルンプール旅行を検討されている方がいらっしゃいましたら、是非、参考にされて下さい!