今日は班のキャプテンと教育的なFLIGHTでしたが、キャプテンに褒められて喜んでいる旦那です。
「キャプテンが好むような無難なFLIGHTをしていれば問題ない」と言っていましたが、確かにキャプテンに好かれるようなFLIGHTをしたら好印象ですよね・・・。
私でも相手に合わせちゃいます。
色んなキャプテンとご一緒していたら、だんだんこのキャプテンはこうした方が良いとか、このキャプテンの時はこれをしたら怒られるとか分かってきますよね。
一応、キャプテンに今回のフライトの目標を言わなければならなかったのですが、私に「何が良いかな?」と聞いて来たんです。
知らないですよね・・・( ̄∀ ̄)
結局、人には言えないレベルのふわっとした目標にしたそうですが、どのようなところを評価されているのでしょうか?
旦那に聞いても「それは班長しか分からないよ」と言っていましたが、キャプテンになる為の教育が目的だそうです。
しかし旦那は「そもそもこういうのはなくても良い、意味がない!」と言っていました。
厳しい発言ですみませんm(_ _)m
教育FLIGHTの攻略ポイントは①上手くやろうとしない②いつもより一段階慎重になる③守りに徹して絶対に攻めないの3つだそうです。
旦那は航大時代から「人対策はしてはいけない」「自分の思ったようにFLIGHTをするように」と言われ続けてきたようで、会社に入ってからもそれは同じだそうです。
「人対策」の定義は何かというと、「キャプテンに怒られないために、自分の考えを曲げて本当は良いと思ってないのにする事」だそうです。
機長昇格の訓練はうまくPFをやる訓練ではなく、どんな状況でも確実に、ミスなく、安全にFLIGHTする事が求められます。
要するに「機長としての信頼性」を見られているそうです。
また、機長になると自分のペースだけで仕事する事はできないので、co-piのレベルに合わせたオペレーションをする事も必要だそうです。
なので「今回は横の人を納得させるようなFLIGHTをする練習なので、人対策はしていない」と言っていました。
キャプテンが好むFLIGHTをした訳ではなく、ちゃんと考えてやったって事みたいです。
行きも帰りも旦那がPFしたそうですが、キャプテンに「ナイスフライト」と言ってもらえたそうです。
旦那は素直に喜んでいましたが、ただの褒め言葉ですよね・・・笑
デブリでは、「出発前確認のブリーフィングが上手くなったね」と言われたそうですが、旦那は「そこ?」と思ったようです。
以前、班長に「ブリーフィングは簡潔に分かりやすく」と指摘された事があったので、少しだけブリーフィングの練習をして行ったそうです。
今までは見て思ったことをそのまま口にしていたそうですが、言うこと・言わないこと・順番・言い回しをちゃんと考えたそうです。
旦那は意味がない教育FLIGHTだと言っていましたが、しっかり見て下さってますよね!
とても良い班長だそうですが、なんか指導して下さっているキャプテンに申し訳ないです。
きっと褒めて育てる方針なのでしょう。