今日はスタンバイという勤務でしたが、FLIGHTとなりました。
羽田空港の事故後、旦那ははじめてのFLIGHTだったので、いつもになく緊張感を持って出勤しました。
元々はお昼からのスタンバイだったので、旦那が「朝、野球の練習に行けるかな?」と言っていました。
しかし、今もまだ200便以上が欠航していて、かなり便も乱れています。
会社も大変な中、何かあったら迷惑を掛けてしまいます。
なので、旦那に「大人しくしていた方が良いんじゃない」と言いました。
と言うか、その心構えがダメでしょ!!!
私からブツブツ言われて、「そうだよね」と納得した旦那ですが、結局、FLIGHTになったのでそのやりとりの時間が無駄でした(笑)
全焼したJAL機の撤去作業が行われていたそうですが、旦那も生々しい事故機を自分の目で見てとても心が苦しかったそうです。
また、一部の長距離路線は成田経由で行っているそうです。
国際線の離陸はC滑走路を使用しているそうですが、現在使用している滑走路は短い為、飛行機が重たいと離陸できないそうです。
なので、燃料を減らして離陸し、成田空港で給油をして目的地に飛んでいるそうです。
成田空港での燃料補給時はお客様はどうしているのでしょう?
お客様を降ろして燃料補給すると思いますが・・・。
ただでさえ飛行時間が長いのに、更に時間が掛かってしまいますね。
今日もC滑走路が使えない為、羽田空港は混雑していたようです。
どの便もかなり乱れていて、旦那の便も定刻より1時間遅れで出発しました。
遅れ遅れで折り返しの便も遅れていましたが、無事に家に帰って来ました。
今日ご一緒のキャプテンは、「同じ同業者のミスは責められない。ヒューマンエラーはみんな起こすし、ミスしても事故にならないような仕組みを作る事が大切だよね」と話されていたそうです。
旦那も同じように思っているそうですが、本当は「なんで!!!」と言いたいところです。
しかし、思い込みって本当に怖いですよね。
パイロット2人も聞き間違いをして、着陸機が来ないと思い込んでいたそうなので・・・。
しかも、管制官のモニターに警告システムがあるそうですが、それにも気が付けなかったそうです。着陸機が接近している時に滑走路に入った航空機がいれば赤く表示されるシステムだそうですが、
そこで管制官が気が付いたとしたら防げたのでしょうか?
そのモニターを監視する人を常時配置するそうですが、ヒューマンエラーはどうやったら防げるのでしょうね。思い込み、聞き間違い、勘違いって日常でも良くある事です。
C滑走路は8日に再開するそうですが、ちょうど成人式の3連休もあります。帰省や旅行などで移動されるお客様も多い中、まだまだ大変な状況は続きそうですね。
旦那は明日からニューヨークです。
今日は着陸する時に何度も確認したそうですが、管制官の方も何度も確認されていたそうです。
この状況で明日いきなり長距離路線のFLIGTとなるより、今日はFLIGHTがあって良かったと思います。
何かと情報が得られたでしょう。