2月の中旬は暖かい日もありましたが、やっぱりまだまだ寒いですね。
そして、スッキリしないお天気が続いています。
今日から1泊で千歳STAYに行った旦那ですが、私も行こうかな・・・と考えていたのですが、寒くて行く気になりませんでした。
北海道はまだ雪が降っているんですね。
しかも、最高気温が1℃です。
今日は3便中、2便を旦那がPFしたそうですが、千歳は雪が降っていたそうです。
いつも半袖の旦那もさすがに外部点検の時にはジャケットを着たそうです。
そりゃあ、そうですよね〜笑
しかし、シャツは半袖です。
こういう日の外部点検は滑りやすいから注意しないといけないそうです。
滑って転んで怪我したら、便が欠航します。
SPOTに止まっている飛行機の周りには前便が撒いた防除雪氷剤が水溜まりになっているので、外部点検をする時は、それを避けたり上から垂れてくる水に注意しなければならないそうです。
油断したら革靴やズボンの裾がびしょびしょになるそうです。
整備さんやグラハンの人は雨でも雪でも外で作業されているので大変ですよね。
こういう雪の日のFLIGHTはと言うと・・・、「離陸したら仕事は終了」と言っていましたが、全くもって緊張感のない旦那は大丈夫なのでしょうか?
雪であろうが離陸するまでが大変だという意味ですが、雪が降ると何が面倒かというと防除雪氷剤を撒く作業です。翼の上に雪が積もると通常の揚力が得られないので、最悪の場合、墜落してしまう事があるそうです。
「ポトマック川の悲劇」と検索してみると、翼への雪や氷の着氷が原因で離陸後すぐに墜落した有名な事故が出てきます。
晴天であればやる必要が無い作業ですが、これをやる事で基本的に便は遅れます。飛行機の大きさにもよりますが、撒くのに大体10分~15分掛かるそうです。
防除雪氷剤の役目はそこに降ってきた雪を解かす事です。
雪が解けて水に変わると機体に付いている防除雪氷剤が薄まっていきます。その為、防除雪氷剤には有効時間があるそうです。
その有効時間は外気温や防除雪氷剤の濃度、降雪量によって変わるそうです。
その防除雪氷剤が有効だと考えられている目安の時間をHold over timeと言います。
通常の出発準備に加えてHold over timeを計算したりするので、結構、雪の日のオペレーションは大変だそうです。
無事にFLIGHTを終えホテルに着いた旦那ですが、今日も明日も旦那の嫌いな早パタです。
今日は4時半起きでした。
もちろん終わりの時間も早いのですが、今日はキャプテンも眠そうで、ホテルに着いたら「解散でよろしいでしょうか・・・」と飲みのお誘いもなくあっさり解散となったそうです。
朝は早いし、外は雪が降っているし、ホテルの部屋の部屋に入ったら外に出る気になりませんよね。飲み好きな人は雪でも出るのでしょうか?
まあ、タクシー使えば出れない事はないですよね。
旦那も「これじゃ出れないでしょ」と言っていましたが、買い出しにも行かず爆睡していました。