沖縄は梅雨で豪雨や落雷の影響で大変な事になっていますね。
そろそろ梅雨明けとも報じられていますが、ここ数日、那覇空港を離発着する便は大幅な遅延や欠航が生じています。
パイロットの皆様、ご苦労様です。
昨日も午前中は濃霧の為、着陸が出来なかったようですが、那覇空港周辺でHoldingしてやっと降りた飛行機や、宮古島にdivertした飛行機、関空や中部セントレアに引き返している飛行機もいました。
香港からの飛行機は台北に降りてましたね。
旦那もここ数日は那覇絡みのFLIGHTでしたが、運良く何事も無く着陸しています。
「日頃の行いが良いから」と旦那は言っていましたが、こればかりはタイミングですからね。
先月はCeilingが低くて那覇空港に降りれず、嘉手納基地にdivertしていましたね。
那覇空港のAlternate airportは嘉手納をとる事がよくあるそうですが、嘉手納基地に降りた場合はとても大変らしいです。
嘉手納基地は日本の空港ではなく米軍の飛行場です。
なので、同じ沖縄ですが降機は出来ません。
軍なので外の景色を撮影するのもダメですし、窓の日除は下げなければなりません。
その日も燃料補給して、7時間後に那覇空港へ飛んだようですが、なかなかそのような体験をする事ってないですよね。
米軍側との調整事項もいろいろあって大変だったと思います。
お客様もビックリされたでしょう。
しかも、嘉手納を離陸して5~10分後には那覇に着陸です。
もちろんパイロットはこのような事態に備えて訓練(勉強)していると思いますが、お客様もパイロットもCAさんも大変でしたよね。
那覇と嘉手納は近いので、両方天気が悪い時は石垣や宮古、下地だったり、遠いところだと関空や鹿児島をAlternateにとっているそうですが、嘉手納に行った人はほとんどないそうです。
でも、年に1回くらいはdivertしてるとか?
那覇が梅雨明けしても、今度は本州が梅雨入りします。
夏は至る所で積乱雲がポコポコ発生するので、急に雷雨になったりしますよね。
これからの季節はパイロット泣かせですね。
主要な空港で便が乱れると、どの空港でも遅れが発生します。
その遅れを取り戻す為に、パイロットは必死です。
パイロットだけでなく、地上スタッフの方も大変ですが、どんなに上空で遅れを取り戻そうとしても限界があるそうです。
早めにPushbackして、遅延を回復しようと頑張っているみたいですが、梅雨の時期はエンルート上も天候が悪いので雲を避けなければならなかったり、揺れるとあまり速度を出せないのでさらに遅れる事が多いそうです。
そういう時は、焦る気持ちを押さえて、安全第一に飛んでるそうですよ。