パイロットはお天気に詳しいはずですが、旦那は・・・???

空 旦那観察日記3月

パイロットのお仕事は常にお天気との戦いです。
お天気の事はパイロットに聞けば何でも教えてくれると思っていますが、旦那に聞くとたまに「えっ?」って思う事があります。

定義とかは覚えているようですが、日常のお天気に関する事はちょっとうとい・・・笑

最近、お天気が良くなかったので「何前線の影響?」って旦那に聞きました。
すると旦那は「ただの低気圧でしょ」と。

春だから春雨前線かと思って旦那に聞きましたが、「はるさめ?それ、食べ物でしょ?」と言われました。

どう思いますか?

私の勘違いかと思って調べてると、ちゃんと春雨前線と言う言葉はありました。

私はお天気に詳しくないですが、興味はあります。
なので、お天気の解説をいつも真剣に聞いています。

解説を見て、だからずっと雨なんだとか、雪が降ったんだとか、風が強いんだとか分析しています。
そして、空を見るのも好きです。
雲の形や広がりを見てお天気の変化を予想するのも好きです。

暖かい空気と冷たい空気の勢力がぶつかり合うことによって停滞前線が発生しますが、その周辺で雨が降り、春の長雨の時期や梅雨時期、秋の長雨の時期に発生しやすく、それぞれ春雨前線、梅雨前線、秋雨前線と言います。

なので、3月下旬から4月上旬に見られる停滞前線は春雨前線ですね。
白くて細い麺が春の静かな雨をイメージする事から、春雨という名前が付けられたそうですよ。

そして、何故、この季節には風が強くなる日があるのかと言うと、暖かくなる3月から5月は低気圧が急速に発達して、「春の嵐(5月の嵐)」や「メイストーム」と呼ばれる台風並みの暴風や猛吹雪が発生しやすくなるそうです。

きっと、パイロット泣かせの風ですよね。

この低気圧が南岸低気圧でしょうか?
私は九州に住んでいたので、あまり南岸低気圧って聞いた事がなかったのですが、本州の南岸を通過する低気圧の事です。

冬に南岸低気圧が通過すると、東京では気温が0℃近くに下がり雪の降りやすい気象状況となり大雪となる日もあります。それは、日本付近に北から入り込んでくる冷たい空気と南から流れ込む暖かい空気がぶつかりあって上昇気流が生まれ、温帯低気圧が急速に発達するからだそうです。

お天気って学べば学ぶほど面白いですよね。
私、とても興味があります。

頭が良かったら気象予報士の資格を取りたいです!

旦那は3年前から気象予報士の資格を取ると言ってますけどね・・・笑

せっかく日々のFLIGHTでお天気をチェックしているのですから、自分が飛ぶところだけを見るのではなく、もっと広い視点でお天気を分析したら詳しくなりそうですけどね。

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