旅客機の機長(キャプテン)になるにはどんな資格が必要?条件は何?

飛行機 旦那観察日記6月

よく、旦那は「機長ですか?」と聞かれる事がありますが、まだまだ機長になるのは先の話なんですよね・・・。
訓練に入る順番もかなり先の話のようです。

こればかりは焦っても仕方がない事ですし、そこまでみんな早く機長になりたいって正直思ってないと思います。

機長になった方が気を遣わなくて楽と言うのはあると思いますが、実際には全て機長に責任が掛かってくるので大変です。

でも、いずれ必ずみんな機長になるので避けては通れない道です。

それに、まだまだ先だと思っていたら急に訓練に入るかもしれませんしね。

私もそこまで詳しくないのですが、機長になる為にはまずFLIGHT時間が3,000時間と言われています。国土交通省の規定ではATPLの受験資格は飛行時間1,500時間以上となっています。

どうやってFLIGHT時間を管理しているのかと言うと、FLIGHTが終わったら『FLIGHT LOG BOOK』に日付、路線、飛行機の機番、FLIGHT時間、夜間の飛行時間などを書いて、最後にキャプテンのサインを貰っています。

FLIGHT時間で言うと、旦那はATPLの受験資格はあります。

しかし、FLIGHT時間だけでなく、副操縦士に昇格した後6〜7年くらい経験を積み、それから機長昇格訓練で知識や技量を更に学んでいきます。

キャプテンになられた方がおっしゃっていましたが、「訓練に入ってから勉強すれば良いではなく、副操縦士の間から機長になる為の勉強をしなておかないと苦労するよ」とよく耳にしていました。

なかなか厳しい訓練だと聞いていますが、私は旦那があまり勉強しないので「大丈夫かな?」といつも心配しています。

当本人は「大丈夫だよ〜」と呑気な事を言っていますが、私が知っているパイロットの方々はco-piの頃から必死に勉強されていました。

最終的には審査に合格して機長になりますが、だいたい機長昇格訓練は1年くらい掛かります。

旦那の航空大学校の同期の方の中には、すでに機長になられている方もいます。
旦那とは違う会社ですけどね。

なので、旦那も機長になってもおかしくない年次です。

まずは、定期運送用操縦士(ATPL)の試験に合格しなければなりません。
旦那は3年くらい前に本を買ったのですが、1ページも勉強していません。

このATPLという資格は、航空運送事業の2人で操縦する飛行機に機長として乗務するための資格なので、機長になる為にはこの免許を持っている事が大前提です。

そして、ATPLを取っただけではダメで、その後に航空法の72条の規定に基づき、機長認定試験を受けて、その認定に合格して初めて機長になるという流れです。

旦那の同期の方で機長になられている方々は、旦那が呑気にしている間に必死に勉強されて機長になられたんですね。
凄い!

まずは、旦那もATPLの資格を取るところからですね。

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