シニアのキャプテンの昔話を聞いて、だんだんと腹が立った旦那

ヤシの木 旦那観察日記3月

今日は60歳を超えたシニアのキャプテンとSTAYに行った旦那です。

シニアのキャプテンと言ったら大ベテランですよね!
しかし、誰とご一緒しても動じない旦那は「神だった」と話していました。

30歳くらい年が離れたキャプテンと上空でどんな話をしたのでしょう?

今日も12時間超えのFLIGHTです。

全く話をされない方もいらっしゃるようですが、話が盛り上がると長い路線でもあっという間に着くそうです。

当然ですが、誰と行くかで話の内容は変わるそうですが、食べる事が好きなキャプテンとご一緒だと食べ物の話、野球が好きな方だと野球の話、旅行が好きな方だと旅行の話、時には会社の悪口で盛り上がるそうです。

今回ご一緒のキャプテンは、上空でずっと昔話をされていたそうです。
シニアあるあるだと旦那は言っていましたが、どこの業界も同じですよね。

パイロットの賃金や労働環境は昔と比べるとかなり右肩下がりだと言う話をされたそうです。

昔は現地でのSTAY時間が3日間くらいあって、お給料も今より高くて、勤務もゆるゆるで、休みも多くて、出退勤の送り迎えはハイヤーで送り迎えだったとか。

シニアの方はその良き時代を経験されている方々です。

話を聞くと、本当に羨ましい限りですね。

しかし、シニアの方々は今の若い人たちに昔話をされているだけだと思いますが、聞く方は自慢話にしか聞こえなかったそうです。

もう、その時代は戻って来ませんからね。

旦那は話を聞いていて、途中から「これ自慢?当て付け?みなさんが好き勝手やってきたせいで今こうなってんじゃないの?」とだんだん腹が立ったようです。

具体的にどのような事をおしゃっていたのかと言うと、「昔は世界中いろんなところにSTAYに行って現地で時間があったからCA達と一緒に現地のツアーに参加した」とか、「昔はアルコールチェックが無かったし、泊まり先ではパイロットとCA全員で食事に行くのは当たり前だった」とか、「今より休みがかなり多かった」とか、「お給料は年収3,000万円超えていた」とか話されていたそうです。

昔は携帯電話も無いので、海外に行ってしまえばやりたい放題ですよね。
きっと奥様も知らないでしょう。

旦那は適当に「へー、すごいですねー」と答えていたようですが、腹が立つと言うより、昔話を聞くのが面倒だったのでしょう。

条件が悪くなっているのは仕方がないですからね。

旦那は「STAY先の食事が強制の時代じゃなくて良かった」と言っていますが、本音はどうなのでしょうね?

古き良き時代の「両手に花」に憧れていたかもしれませんよね・・・( ̄∀ ̄)

それにしても、今のシニアの方々は良き時代を過ごされて来たのですね。

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