サンフランシスコSTAY中の旦那ですが、キャプテン達に食事に誘われる事もなくホテルに着いたらサッと解散となったようです。
ホテルに着いてずっと寝ている旦那ですが、「外に出るのも面倒だし、pick前まで寝る」と言っています。
今回、1人のキャプテンはシニアの方でしたが、上空で昔話をずっとされていたそうです。
昔話を聞くのが面倒だった旦那は、食事に出たらまた話を聞かなきゃいけないと思ったようですが、誘われなくて内心ホッとしています。
シニアの方とご一緒する機会も多いのですが、今回ご一緒のキャプテンはとても操縦が上手だったそうです。
それもそのはず、60歳まで教官をされていたそうです。
そもそも、シニアのパイロットとして飛び続けられる基準って何でしょう?
「シニア」と言ったら失礼な気もしますが、加齢乗員制度の基準は変わってきています。
まず、航空身体検査付加検査を合格しなければなりません。
検査内容は、 問診・安静時心電図・呼吸機能検査・脂質血液検査・ホルター心電図・心エコー・トレッドミル負荷心電図・頭部MRIの8項目です。
一体、どのくらいの方がシニアとして残っていらっしゃるのでしょう?
旦那に聞くと、「半分くらい?」と言っていましたが、退職されて他社に行く人もいらっしゃるようです。
20年前までは63歳だったのが65歳まで乗務できるようになり、会社によっても年齢制限は違うと思いますが、国土交通省の基準によると68歳未満まで乗務する事ができるようです。
63歳、65歳を超えると訓練の内容が違ったり、乗務時間が変わったりするそうですが、一番は健康な身体ですね。
私が知っているキャプテンも、最近、60歳を迎えられましたが、契約を延長して65歳まで働かれるそうです。
スケジュールを見せてもらうと今までと変わらずインターばかりでした。
軽いパターンとハードなパターンが選べるようですが、ハードなパターンを選ばれたそうです。
しかし、60歳ってまだまだお若いですよね。
退職するより、パイロットとして世界中を飛び回った方が楽しいでしょう。
知り合いのキャプテンもそうですが、旅行が好きな人にとっては退職したらなかなか行けなくなりますしね。
そう思うと、行ける時にたくさん行ってた方が良いですね。
でも、後5年しかFLIGHT出来ないと思うとちょっと寂しいでしょうね。
旦那はまだまだ先の話なので「仕事に行きたくない」とか言っていますが、定年を迎えるまで飛び続けられているって本当に凄いですね。