自分で「FLIGHTが上手になった」と言う旦那

フライト 旦那観察日記4月

今日は朝からシミュレーターでした。
何をやっても良いそうです。

FLIGHTの練習です。

旦那は、「Max Crosswindでミニマムサークルしようかな」と言っていましたが・・・。
どんな事をしたのでしょう。

お昼休憩中、旦那からメールが来て「FLIGHT上手になったよ」と言うのです。
メールで伝えるのは難しいだろうと思ったので、「また、教えてね」と返信しました。

帰って来た旦那に、「先輩に褒められたの?」と聞くと、「褒められてもいないし、何も言われてない。ただ、自分で気付いた」と言うのです。

旦那はいつも操縦桿をイゴイゴ動かす癖があるんです。無駄に動かしているんです。
本人は一生懸命ピッチを合わせようとして必死なようですが、良く「動きが多い」と注意されています。

自分でも分かっているんですが、修正できない。

航空大学校の頃からずっと言われているそうです。

旦那は旦那の言い分があるようですが、何人もの人に指摘されているのでそろそろスマートで無駄のない操縦が出来るようになって欲しいです( ◠‿◠ )

チェックでも言われていましたし。

今日のシミュレーターで、他の人がタッチアンドゴーを何度もやっていたので見ていたそうです。
そこで分かった事が、その人は計器ばかり見ていて外を見ていないと。

コックピットから見える地平線の位置と計器で見るピッチの位置がどうなっているのか。そこが分かれば中の計器ばかり見る事はなくなって、無駄な動きもなくなるんじゃないかと。

旦那は、自分もあまり外を見ていないなと思ったようで、ほぼ外を見ながらやってみたそうです。
そうしたら、「上手くできた」と言うのです。

本人はその気付きにとっても喜んでいました。
しかし、「シミュレーターだから出来るって事もあるし、実機でそれが出来るかどうかだよね」と旦那に言うと、シュンとしていましたが・・・。

私は何も知らないので、そんな私が偉そうに言える立場ではないんですけどね(>◡<)
あくまでも、想像です。
これまでいろんな人たちの話を聞いてきたので、それを旦那に言っているだけです。

なので、パイロットのテクニカルスキルが上手くなるには、いろんな方向から磨き上げていかなければならないんじゃないかと思うんです。

プロシージャーができるのは当然ですが、飛行機の事を知る事から、お天気の事など。
もちろん、テクニカルスキルだけでなくノンテクニカルスキルも大切です。

気付きは大切です。
今回、旦那が外を見ながらFLIGHTしたら出来たという気付きはとっても大きいです。

もっと、もっと、「こうやったら上手く出来た!」と言う事をたくさん経験して欲しいなと思います。

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