わざわざコックピットを呼んで「富士山どっちに見えますか?」と毎便聞いてくるCAさん

富士山 旦那観察日記5月

旦那は今日は日帰りのパターンでした。
しかも、4便。

最近はなかなか1日に4便も飛ぶ事がないので旦那はげっそりしています。
こんなこと言ったら、お友達のパイロットに怒られますけどね。

朝早くから夕方までご苦労様でした。

1時間くらい遅れて羽田に到着し、家に帰って来たのは18時でした。

帰って来た旦那が「今日のCAさんはヤバかった」と言うのです。

何かと言うと、4便あって毎便「富士山はどっちにみえますか?」と聞いて来たそうです。
しかも、コックピットが忙しい時にピンポーンと鳴らしてくるそうです。
一番ヤバかったのはPushback直前にわざわざコックピットを呼んできて、「羽田離陸して何分後に富士山見えますか?」と聞いて来たそうです。
「いやいや、天気良い日は羽田を離陸してからずっと見えてますけど」って言いたかったみたいですが、言ってませんよ。笑
そんなこと言ったら、怖い人だと思われます。

旦那は、「ど素人ですか?」と呆れていたそうです。
今度聞かれたら「羽田を離陸して1時間後に左に見えますって言ってやろうかな」と言っていました。

そもそも、CAさんは飛行ルートを知らないのでしょうか?
お客様でも、どっちに見えるか知ってますよね?

それとも、最近は分からなければ聞くようにと教育されているのでしょうか?

CAさんとのやりとりはどんな事でも優しく対応しないと何かあった時に大切な報告をしてもらえなくなるので、パイロットの人は嫌がらず対応しているんです。

しかし、流石に今日は旦那もムッとしたらしく、「自分がキャプテンだったら、今、それ必要?みたいな態度を取るかもしれない」と言っていました。
キャプテンも少し呆れていて、4便目にはピンポーンと鳴ってPAをとった瞬間に「何?富士山?」と嫌味っぽく言ってたそうです。

国内の飛行ルートって、そんなに難しくはないと思うんですけどね。すべての会社が同じ路線であれば同じルートを飛んでいます。
しかも、何回か乗ったらどこの上空をだいたい何分後に通過するかとか分かると思います。

そもそも、コックピットが今何をしているのかとか考えないんですかね。
私はちゃんと教育を受けましたよ。
コックピットが忙しい時には余程の事がない限り連絡してはいけないと。
大切な報告や確認事項ならまだ良いですが、富士山がどっちに見えるかなど自分達で判断して欲しいですよね。

それがプロなのでは?

しかも、チーフパーサーもいます。

この前、羽田から那覇に行く時に「皆様の右手に富士山がご覧頂けます」とアナウンスされていたCAさんがいらっしゃいましたが、せっかくアナウンスされたのにかなり通り過ぎていて、後方座席の人が見えるか見えないかくらいでした。
私はアナウンスの前から富士山を見ていたので気が付いていましたが・・・。
正直、今?って思いました。

確かに、行き先で右に見えたり、左に見えたりすると思いますが、それでも飛行ルートを知っていれば分かるはずです。

興味がないのかな・・・。
みんなドリンクサービスに必死ですからね。

でも、お客様に良く聞かれる山や湖、大きな街などは私を含め周りのCAも覚えていました。

旦那は、「どんだけみんな富士山が好きなんだ?」と言っていましたが、私もいつも富士山が見える側の座席を取ります。
四季折々、富士山の見え方も違いますからね。

いつ見ても綺麗です。
そして、毎回、写真を撮っています。

コックピットからはもっと綺麗に見えるでしょう。

この際、コックピットからアナウンスしてあげたら良いんじゃないですか?( ´ ▽ ` )

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