何人目?また、デブリで「workload management」を指摘された旦那!

飛行機 旦那観察日記10月

飛行機は機長と副操縦士の2名で操縦します。
しかし、実際に離着陸するのは機長か副操縦士のどちらかです。

操縦するパイロットをPF(Pilot Flying)と言い、操縦しないパイロットをPM(Pilot Monitoring)と言います。

PFは操縦業務を担当し、PMは操縦以外の業務を担当します。

操縦業務とは、主に地上走行、離陸、上昇、巡行、降下、アプローチ、着陸の事です。
それ以外の業務というのは、各空港の天気などの情報の取得、管制官との無線業務、PFが間違っていないかをモニターする事などです。

副操縦士が操縦を担当するかどうかは天気やその時の状況を考慮して機長と話し合って決めます。

そして、副操縦士が操縦した後は機長から副操縦士へ「デブリーフィング」というものがあります。ここをもっとこうしたほうが良いとか今日のここが上手くいかなかったとかの反省会ですね。
副操縦士が機長になるための教育の一つです。

機長によって着眼点が違いますし、その日の天候も様々なので指摘される事はいつも違います。

しかし、旦那は違う人から何度も何度も同じことを注意されるんです。

その一つが操縦桿イゴイゴ病です。笑

blogでもたびたび書いていますが、旦那は操縦桿を無駄にイゴイゴ動かす癖があるんです。
キャプテンに「自分でそれがカッコ悪いと思わないといつまでも治らないよ」とまで言われた事があります。

旦那が言うには、「それは最近治ってきた」そうです。
まあ、本当に治ったかどうかは分かりませんが、本当かなぁ?と疑っています。

そして、最近もう一つよく言われているのが「workload manegementができていない」という事です。
workload manegementというのはCRMスキルの一つで、やるべきことを優先順位付けしてタスクが重ならないように分散して処理する能力の事です。
タスクが重なるとPMのモニター力が落ちるからです。

ワークロード(workload)とは、一般的にある人が仕事をこなすために必要な負荷のことを指します。具体的には、仕事の量や難易度、期限などが含まれます。
ワークロードが過剰だとストレスや疲れの原因となり、仕事の質や生産性に影響を与える事があるのです。

その話を聞く度に、私は「あーーー、分かる」と納得しています。
操縦桿イゴイゴ病もworkload manegementが出来ていないのも目に浮かびます。

旦那は人が何かをしていようが自分のペースで話し掛けたりしてくるんです。
なので、仕事でもそうなのでしょう。

これは旦那も認めていて「何人もに言われているから本気で直さなきゃ」と言っています。

「どうやって直すの?」と言うので、私は「日頃の生活から直していくと良いよ」と言いました。
全体を見て話し掛けたり、行動する事だと思います。
そして、一つの答え(考え)だけでなく、何通りもの答え(考え)を持つ事だと思います。

workloadを分散するにはこの先にどんなことが起こるか、今重要なのは何かを分析する事が大事です。

それを日頃から意識できるようになる事が解決策ではないと考えています。
気にしない性格が、マイナスに働いてしまうのはもったいないですからね!

タイトルとURLをコピーしました