みなさんこんにちは( ◠‿◠ )
今回は、鹿児島県屋久島を紹介します。
屋久島は誰もが知っていると思いますが、あの有名な縄文杉があるところです。
しかし、なかなか行けないですよね。
私は何度か屋久島に行った事がありますが、縄文杉に会いに行っていないんです(>_<)
いつも白谷雲水峡の太鼓岩まで登っています。
いつかは宮之浦岳、縄文杉まで行ってみたいなと思っています。
屋久島は1993年に日本初の世界自然遺産に登録されました。
そんな屋久島の魅力をみなさんにお伝えしたいと思います!
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屋久島ってどんなとこ?
屋久島は鹿児島県佐多岬から南南西約60㎞のところにあります。人口は約12,600人、周囲は約132㎞、1番高い山の標高は1,936mです。
屋久島はほんとうによく雨が降るので、雨を楽しむつもりで行った方がいいです。集落では2日に1回、山では3日に2回くらい雨が降るそうです。雨の屋久島も神秘的でいいですよ。もののけ姫の世界に入り込むような感じになります。木々も苔も生き生きしています。ベストシーズンは5月6月ですが、春夏秋冬四季折々に楽しめます。私は5月、6月に行く事が多いです。梅雨の晴れ間を狙って行きます。台風は7月から10月が多いですが、台風が近づくと飛行機や船が欠航となることもあるので、気象情報は要チェックです!
屋久島は自然に囲まれた島です。猿や鹿にも遭遇します。決して、餌をやってはいけません(^_^;)飛びついてきますから。海がめ(アオウミガメ)の産卵時期は4月下旬から7月下旬です。海がめの赤ちゃんが見られるのは7月下旬から8月下旬になります。夏の海もいいですね。とっても綺麗です。
屋久島は食べ物も美味しいし、温泉もあります。1つの島ですべてを満喫できます。トビウオや首折れサバ、トビウオのつけあげなど海の幸が楽しめます。焼酎も有名です。全国に出荷されている三岳は屋久島のお酒です。本坊酒造の屋久の島という焼酎も美味しいです。屋久島で買った方がお得なのでお土産におすすめです。
屋久島へ行くには?
屋久島に行くには、飛行機か船で行きます。
飛行機で行く
飛行機は、JAC便が鹿児島から1日5便、福岡から1日1便、伊丹から1日1便就航しています。
フライト時間は、鹿児島から約30分、福岡から約65分、伊丹から約90分です。
<料金>
・鹿児島から
先得10,500円~12,000円
普通運賃15,900円
往復割引14,350円
おともdeマイル割引10,700円
・福岡から
先得15,610円
普通運賃27,210円
往復割引24,410円
おともdeマイル割引10,810円
・伊丹から
先得30,640円
普通運賃39,440円
往復割引35,890円
おともdeマイル割引13,540円
こんなに小さな空港です。
船で行く
船は、フェリーはいびすかすは1日1便、フェリー屋久島2は1日1便、高速船トッピーは1日7便出港しています。
時間は、フェリーはいびすかすは約11時間、フェリー屋久島2は約4時間、高速船トッピーは約2~3時間です。
<料金>
フェリーはいびすかすは片道3,900円、往復7,800円です。車両の場合は別途料金で運転手1名が含まれています。
フェリー屋久島2は2等往復10,700円(片道5,600円 5100円)、1等往復12,800円(片道6,900円5,900円)です。個室、車両は別途料金がかります。
高速船トッピーは片道11,000円、往復19,900円です。
屋久島内での交通手段
屋久島内には路線バスの会社が2社あります。行先で違いますが、宮之浦岳や白谷雲水峡に行く場合はレンタカーだと無駄になるのでバスがおすすめです。早朝に出ています。
結構、安いし便利です。
レンタカー屋さんは10店舗くらいあります。1日は島観光で借りたほうがいいです。
レンタルサイクルは3店舗ありますが、バスかレンタカーがいいと思います。
島一周道路は約100㎞なので、だいたいノンストップで走ると3時間くらいで、観光しながらだと半日あれば大丈夫です。
私は反時計回りでいつもまわっています。
おすすめの服装
屋久島は雨が多いので、必ず、雨具は持って行った方がいいです。服装は動きやすいズボンと半袖のTシャツに何か羽織れるものが必要です。帽子も必要です。森の中は涼しいですが、登って行くと暑くなります。平均気温は冬は平均10℃くらい、夏は30℃超える日もあります。山の上は気温が下がり、結構、風が強いです。白谷雲水峡の太鼓岩が1000mで、-6.5℃と言われています。登山するなら、登山用の靴を履いた方がいいです。持っていない人はレンタルできます。私はいつも屋久島観光センターでレンタルしています。宿で受け取り、宿で返却もできます。トレッキングシューズは2泊3日1,100円です。その他、レインウエアやストック、リュックなどもレンタルできます。ここは安いです!
お土産屋さんやレストランもあるので、屋久島に着いたらまず寄ってみて下さい。
屋久島の観光スポット
白谷雲水峡
ジブリ作品「もののけ姫」の舞台とされるのが白谷雲水峡です。体力に自信がない人でも気軽に登ることができます。屋久杉や屋久島の原生的な森、渓流がありいたるところに苔が生えていてとっても幻想的なところです。
弥生杉コースは60分、奉行杉コースは3時間、太鼓岩コースは4時間の3つのコースがあります。宮之浦から車で約20分で登山入り口に着きます。バスは2社あり、1日7便運航しています。運賃は550円です。
私は、朝8:20分のバスに乗り、9時頃から登りはじめました。帰りは14:40のバスだったので、5時間くらいで太鼓岩まで往復しました。
駐車場付近には猿たちがたくさんいました。
途中にトイレはありますが、済ませて行った方がいいです。
太鼓岩まで約3㎞です。
入り口から入った瞬間から別世界です。
なんか感動します。
白谷川沿いを歩いて行きます。
入り口の近くにある二代杉です。
しっかり遊歩道が整備されています。
急な坂道ではないので、森の木々や苔を見ながらゆっくり歩いて行きます。
色んな木や苔を見る事ができます。
色んな木があるので、面白い写真が撮れます。
楠川歩道と原生林歩道がありますが、合流する地点が三叉路です。
ここから、景色が変わってきます。
くぐり杉です。
何か良いことがあるかな・・・?
大きな木にも苔が生えています。何か話しかけているように感じます。
七本杉です。
苔むすの森です。写真で見ても凄いですよね!!!
木のトンネルみたいでしょ。
緑が綺麗ですが、迫力がありますね。
苔も綺麗です。
こんな写真も撮れます。
辻峠から太鼓岩まで少し急な坂道でした。
20分くらいで着きます。
太鼓岩に到着!!!岩からの景色はすごかったです。
この岩はどこからきたのでしょうか・・・。
太鼓岩からの景色です。
ここではお弁当など食べてはいけないらしいです(^_^;)
確かに、風が強くて一歩間違ったら岩から落ちます(>_<)
帰りは下りなので一気に降りて帰れますが、滑らないよう注意しましょう!
注意!!!
大雨の場合は入山規制となる場合もあります。
猿川ガジュマル
屋久島最大のガジュマルです。樹齢500年以上のガジュマルと熱帯植物が見れます。
入園料は大人240円です。
蚊が多いみたいで、蚊取り線香と団扇を渡されました。
一湊海水浴場
透明度も高く穏やかなビーチです。熱帯魚もたくさん泳いでいるのでシュノーケリングするなら一湊海水浴場がおすすめです。シャワーやトイレもあります。
また、魚釣りをしている人もたくさんいました。
八筈嶽神社
一湊海水浴場から岬の方に鳥居が見えました。
入り口が分かりにくかったのですが、漁業の方から登って行きます。
駐車場から歩いて5分くらいのところにありますが、海岸の方まで降りて行きます。
フナムシがたくさんいてびっくりしますが・・・(>_<)
遠くに赤い鳥居が見えますが、そこまで歩いて行きます。
洞窟の中に作られた神社でとても神秘的で何かパワーを感じました。
海の神を祀る神社です。
一湊灯台
八筈嶽神社から更に登って行くと一湊灯台があります。
屋久島の最北端で、お天気が良い日は種子島や馬毛島、竹島、黒島、口永良部島まで見えるそうです。
ここからの景色はとても綺麗でした。
永田いなか浜
白い砂浜が1㎞もあるとってもきれいな海岸です。海がめが産卵する場所です。
屋久島の海も綺麗ですね。
屋久島灯台
屋久島の海を100年以上守っている灯台です。中には入れませんが、灯台と青い海がとてもきれいでした。
西部林道
かなり道が狭いので、運転の際はゆっくりと通りましょう。離合にドキドキするくらいです。
猿や鹿がたくさんいます。
車で通る時もお猿さん達は普通に生活しています。
鹿もたくさんいました。
大川の滝
滝壺まで88mの高さがあります。日本の滝百選にも選ばれています。近くまで行く事ができますが、しぶきが凄いです。大川の滝は大迫力でした。
かなり迫力のある滝です。
離れていても水飛沫が凄いです。
お天気が良い日は虹が掛かります。
平内海中温泉
海に面した天然の温泉です。無人になっていて自由に入浴できます。
混浴?です。干潮時の2時間くらいだけ入浴できます。
千尋の滝展望所
幅200mの巨大な岩から流れ落ちる滝で、落差60mの大迫力です。滝の近くに行く事が出来ないので、展望所から見ます。ここに行くまでの道が分かりにくく迷いました。
展望台から見た景色です。
モッチョムの登山口がありました。
ヤクスギランド
標高1,000m付近に広がる原生林の中に遊歩道が整備されていて、30分、50分、80分、150分コースがあります。宮之浦港から50分くらいかかります。かなり急な山道を登って行きます。
白谷雲水峡とは登り口が違います。
紀元杉
ヤクスギランドからさらに登って行くと紀元杉があります。この先に淀川登山口があります。
宮之浦岳に行く人はこちら側から登るのでしょうか?
紀元杉の周りは遊歩道になっていて、ぐるっと1周まわれます。
縄文杉にはなかなか行けないので、せめて樹齢3000年の紀元杉には会って帰りましょう。
千年杉
縄文杉
縄文杉は標高1,300mの山の山の上にあります。荒川登山口からトロッコ道を約8㎞歩き、さらに登山道を約3㎞歩きます。かなり大変らしいですが、いつかは行ってみたいと思っています。
注意!!!
荒川登山口まで乗用車やレンタカーの乗り入れが禁止となる期間(3月から11月)があるようなので、屋久杉自然館からシャトルバスを利用するみたいです。
屋久島の宿・ホテル
屋久島には高級なホテルから民宿・ペンションまでたくさんあります。ホテルもいいですが、登山が目的であれば民宿がおすすめです。縄文杉や宮之浦岳まで往復8~10時間かかるので、朝の5時に出発して、19時くらいに帰って来るそうです。なので、ホテルだと滞在時間が少なくてもったいないと思います。1泊だけホテルに泊まるってゆっくり過ごすのもいいですね。
いつも私は楽天トラベルやじゃらんで予約しますが、HPで料金を確認して予約した方が良さそうです。HPの方が安いこともあります。
私が泊まった事があるホテル4つ紹介します。
THE HOTEL YAKUSHIMA
宮之浦港から歩いて行ける場所にあります。海が近く、オーシャンビューのお部屋やレストランはとても見晴らしが良くて最高のロケーションでした。温泉もあります。お料理は刺身やトビウオのから揚げ、お鍋などボリュームがあり美味しかったです。平日2食付大人2名35,200円~です。
縄文の宿まんてん
屋久島空港から歩いて行ける場所にあります。まんてんの温泉はとても良かったです。お肌がすべすべになる美肌の湯です。大浴場、露天風呂、岩盤浴(別途料金)、サウナ、家族湯(別途料金)があります。日帰り温泉もできます。お部屋はやや狭い感じはしましたがきれいです。お刺身や黒豚しゃぶしゃぶ、その他1品料理がいくつかお上品に出てきます。平日2食付大人2名28,600円~です。
屋久島ペンション苺一笑
屋久島空港から歩いて5分くらいのところにあります。かわいいペンションでした。オーナーは栄養管理士の資格をお持ちで、創作郷土料理は滋養強壮や疲労回復ができる健康的なメニューでした。2食付き大人1名8,000~9,000円くらいで宿泊できます。お部屋にトイレが付いているので便利です。500円くらいしか変わりませんが、お風呂付のお部屋もありました。顔の見える宿に泊まるのも旅の思い出になりますよね。とても良い方でした。
素泊まり民宿 海舟
ちょっと節約しようと思ってお世話になった民宿です。まだ新しく、周辺に居酒屋やスーパーがあるので素泊まりでも全く問題はなかったです。お風呂、トイレは共同です。
民宿の目の前に「居酒屋 海舟」があり、そこで食事をすることもできます。
お刺身や1品料理、郷土料理などあり、定食もあり、他のお店よりリーズナブルです。
民宿は大人1名3,300円です。
他にも、家族で行くならコテージもありますし、屋久島グリーンホテル2食付大人2名33,000円~、屋久島いわさきホテル2食付大人2名44,000円~も人気のあるホテルです。
1番高級なホテルはSankaraで2食付大人2名69,300円~です。
屋久島の居酒屋
屋久島で人気のある居酒屋2つを紹介します。けど・・・、どこで食べても同じようなメニューですし美味しいです(^o^)
定食もありますが、お刺身や首折れサバ、トビウオのから揚げ、焼き魚、つけあげなど屋久島の名物の他、1品料理があります。
ここは、地元の方も良く行かれるみたいですが、空港関係者が良く利用するお店です。屋久島にSYAYすることはないと思いますが、イレギュラーだったり、チャーターだったり、地上職員さんが泊まることはあります。
漁火
若大将
まとめ
今回は鹿児島県の屋久島を紹介しました。
だいたい、3泊4日あればゆっくり観光できると思います。1日は登山して、1日はレンタカーを借りてぐるっと一周島観光したら良いと思います。
私は太鼓岩に3回登りましたが、太鼓岩まではそこまでキツくないのですが、やはり縄文杉まで登るとなるとかなり覚悟が必要ですね。でも、いつか登ってみたいです。
鹿児島から飛行機で30~40分なので近いです。先得で予約すれば高速船トッピーと同じくらいの料金なので、飛行機で行く方が便利だと思います。
屋久島は1年中楽しめる島です。夏だと山も海も両方楽しめますね。
みなさんも、世界遺産の島「屋久島」へ、是非、行ってみて下さい!