ATPLの試験では「口述試験」もあります。
口述試験とは、審査官の質問に口頭で答える試験のことです。
これは、毎年ある定期審査や定期訓練でもあり、パイロットのみなさんはこの審査や訓練が近付くと慌てて勉強されています💦
口述試験の範囲はとても幅広いそうですが、これは覚えるしかありません❗️
何を聞かれるかも分かりません。
色々なことを聞かれるそうですが、中には必ず聞かれる質問があるそうです。
例えば、「今日の審査は何の試験ですか?」「この試験は法的な位置づけは何ですか?」「このライセンスを取ることで何ができるようになりますか?」という質問は、必ず口述試験の初めに聞かれるそうなので、絶対に覚えておく必要があります。
この質問に答えられないと「こいつは今日何しに来たんだ?」と思われ、即不合格になる可能性も「なきにしもあらず」だそうです😱
他にも聞かれることはある程度決まっているそうですが、中でも覚えることが面倒なのが法律(航空法)です。
このような法律を丸暗記するのって難しいですよね‼️
なかなか覚えられません‼️
特に、「機長の出発前の確認」については必ず聞かれるそうです。
一字一句暗唱する必要は無いのですが、大体どういうことが書いてあるのかは正確に答えなければなりません。
マニュアルを見れば書いてありますし、普段現場では覚えなくても良いことも丸暗記しなければならないのが「国家試験」です。
なので、覚えるしかないのです‼️
旦那は覚えきれない項目は付箋に書き出し壁に貼っています。
我が家の壁には「航空法第73条~第75条」などが貼ってあります。
私まで覚えてしまいそうです(笑)
初めは数枚だったのですが、今では壁中が付箋だらけです(笑)
一応、覚えたかな?と思ったものは捨てているそうですが、最近は全然付箋が減っていません😂
旦那の担当教官はとても面倒見の良い優しい教官で、口述対策のお世話までしっかりして下さったそうです。
「口述対策なんて各自でやっておいて」と丸投げする教官も多いそうですが、良い教官に巡り会えて良かったです🙌
教官の質問に対してそれに応える練習を行ったそうですが、やはりスラスラ言えなくて「えー」とか「あー」とか言ってしまったようです💦
やはり、「えー」とか「あー」とかが多かったり用語が正確でないのはダメな答え方のようで、スラスラ言えないと「ちゃんと覚えてない。なんだか中途半端だからもう少し突っ込んで聞いてみようかな?」と思われてしまうので「ダメ」だそうです。
教官がおっしゃるには、口述にスラスラ自信をもって堂々と答えることで、審査官に「あ、この人はしっかり丸暗記できているから、きっと何を聞いても無駄だ(答えられる)な」という良い印象を序盤に与えることが大切だそうです。
そうすることで、たまに間違ったことを言ったとしてもスルーされるとかされないとか!?!?
こういうのを「信頼性」と言うらしいです。
なので、頭で考えて答えるのではなく、何も考えずに心を空にしてでもスラスラと答えを言えるくらいのレベルを目指して勉強しているそうです。
審査官に「安全阻害行為とは何ですか?」と聞かれたときに、「当該航空機の安全を害し、当該航空機内にあるその者以外の者若しくは財産に危害を及ぼし、当該航空機内の秩序を乱し、又は当該航空機内の規律に違反する行為のことです」と答えたとします。
これは、航空法の条文そのままの文章ですが、スラスラ答えられた場合はこれ以上のことは聞かれず、「そうですね」「では、その行為が機内であった場合はどう対応しますか?」など、次の質問にスムーズにいくそうです。
しかし、「安全阻害行為とは何ですか?」の質問に対して、「飛行機の安全を脅かす行為の事です」のような悪い答え方をしたとします。
そうすると、「安全を脅かすとはどのような行為ですか?」「席で大声で騒ぐ行為はどうですか?」「自席で騒いでいるだけなら安全を脅かすとは言い切れませんよね?」「安全とは何ですか?」など質問攻撃に合うそうです😱
このような質問が続くとドツボにハマってしまいます😰
と言う訳で、仕方がないことなので割り切って丸暗記を頑張っている旦那ですが、そこまで苦ではなさそうです😆
「過不足のない回答が大事」と言っています👏✨
訓練が終わって帰って来たら、真っ先にキンキンに冷えたビールを飲んで気分転換しています🍺
決して、睡眠を削ってまで勉強している訳ではありません❗️
新しいことを覚えている訳ではないので、これまで日々勉強してきたことがATPLの訓練にも繋がっているのでしょうね👍
「機長昇格訓練に投入されてから勉強しても遅い」とみなさん口を揃えて話されていたましたが、旦那を見ていて本当にそうだなと思っています。
