みなさんこんにちは(^_^)
今回は、珍しい飛行機を紹介します。
それは、新中央航空の「ドルニエ」です。
なかなか乗る機会がないと思いますが、私が三宅島に行く時は飛行機を利用しています。
島なのでお天気にとっても左右されますが、船だと6時間かかりますが、飛行機だと30~40分で着きます。
とっても有難いです!!!
Table of Contents
新中央航空とは
新中央航空って知らない人も多いと思いますが、日本のコミューター航空会社で、東京都調布市に所在する調布飛行場から、東京都伊豆諸島の大島、新島、神津島、三宅島へ定期コミューター路線を運航しています。
現在使用している機材は「ドルニエ」といって、19人乗りです。保有機体数は5機です。
パイロット2名で操縦して、客室乗務員はいません。
調布飛行場までのアクセス
調布飛行場までのアクセスは京王線調布駅北口またはJR中央線三鷹駅から小田急バスで行きます。
その他、大沢コミュニティセンターまでバスで行き、そこから歩いて行く方法もあります。
調布駅北口から行く場合は、14番乗り場からバスが出ています。飛行機の時間に合わせてあるので、出発の1時間くらい前には着く事ができます。
所要時間はだいたい15分くらいです。
タクシーだと、1,500円〜2,000円くらいでした。
チェックイン方法
チェックインは出発の30分前に締め切られてしまうので、それまでに空港に着いて手続きを行います。小さい飛行機なので、ウエイト&バランスがとても厳しいです。
チェックインの際に、体重を申告します。それで、座席が決まるので座席指定はできません。
また、全ての手荷物の重さを測ります。
手荷物は、1人5㎏以内だと無料で、超過1㎏に付き三宅島だと330円かかります。(路線によって料金が異なります)
予約方法
新中央航空の予約は、搭乗日の1ケ月前の同一日から電話かHPで予約ができます。満席の場合は前日の17時までキャンセル待ちができます。変更ができる場合は、直接、新中央航空から電話が来ます。当日の場合は、空港到着順になっています。
予約の変更は同一区間であれば手数料はかかりません。HPから変更ができますが、直接、電話して変更する事もできます。
自己都合でキャンセルの場合は手数料がかかります。
早割などの割引はありません。往復割引や島民割引などはあります。
空港ターミナル
調布飛行場には、レストランや売店がありません。自動販売機のみです。また、ATMもありません。
待合室です。ガラスの向こう側が保安検査を通過した後に待機する場所です。
ターミナルの2階が展望デッキになっています。
駐機している飛行機が見えます。
調布飛行場から三宅島空港へ
保安検査場を通過したら、待合室があります。
そこで、救命胴衣の説明が音声で流れますが、みんな聞いてません(>_<)
待合室です。トイレもあります。
出発の準備が整ったら、歩いて飛行機の近くまで行きます。
そして、飛行機に乗る前に名前を呼ばれ座席を伝えられます。雨の日は大変ですね。
飛行機はびっくりするほど小さいです。
客室内は立つことができないくらいの高さで、後方2列以外は1列シートです。
全員着席しBELTを着用したら、地上係り員がBELTを着用しているか確認して、DOOR CLOSEDします。
飛行機がSPOTから滑走路に向けTaxiingしている時に、パイロットのアナウンスが入ります。
飛行機が小さいので、あっという間に離陸します。
高度も高くないので、お天気が良ければ遊覧飛行です。とっても楽しいですよ。
お天気が悪い日は、ものすごく揺れます(>_<)
右側座席からの景色
三宅島まで約40分で着きます。飛行高度2,000m、対地速度320㎞なので、東京から神奈川の景色が良く見えます。お天気が良ければ右側の座席から富士山が見えます。
離陸すると競馬場が見えます。
遠くに富士山が見えます。
鎌倉、江の島、茅ケ崎が見えます。
三浦半島の上空を通ります。高度が低いので、景色が良く見えます。
さらに、伊豆五島を見ながら三宅島へ向かいます。大きい島は大島です。
さらに、式根島、神津島が見えます。
大島を過ぎると15分くらいで三宅島に着きます。
RWY20からの着陸だとひょうたん山やサタドー岬が見えます。
左側座席からの景色
左側の座席からは、東京都心、横浜、千葉、三浦半島が見えます。
三浦半島を過ぎると、海しか見えません。
風向きで使用する滑走路が違いますが、RWY02からの着陸だと御蔵島が見えます。
着陸前、左側に三宅島坪田が見えます。
RWY20からの着陸だと、三池港が見えます。
三宅島空港到着
三宅島に到着したら、歩いて空港ターミナルに向かいます。
島の空港って感じです。
三宅島空港展望デッキ
三宅島空港の駐車場の横に展望デッキがあります。
降りてきた飛行機です。
三宅島空港から調布飛行場へ
三宅島空港も出発30分前までに搭乗手続きを終えます。
三宅島空港の待合室です。
保安検査場を通過し、小さい待合室で待機します。その間に救命胴衣の説明が音声で流れます。
雄山とドルニエの写真です。
調布飛行場と同じように、飛行機に乗る前に名前を呼ばれて座席を伝えられます。
歩いて搭乗します。
左側座席からの景色(帰路)
風向きで使用する滑走路が違いますが、どちらから離陸しても左側に座ると、三宅島が見えます。
RWY20からの離陸です。右側に空港ターミナルを見ながら離陸します。
RWY02からの離陸だと、サタドー岬やひょうたん山がきれいに見えます。
あまり、大島の上空を通過することはありませんが、IFRだと大島の上空を通過します。
なかなか、大島の上空を通過することはないので、とっても貴重な写真です。
大島を過ぎると、遠くに富士山が見えてきます。
三浦半島の上空を通過します。
逗子海岸です。
遠くに江の島が見えます。
着陸前に競馬場が見えます。
右側座席からの景色(帰路)
RWY02からの離陸だと、三池港が見えた後は何も見えません。
RWY20からの離陸だと、坪田港が見え、御蔵島が見えます。
その後は、しばらく海を見ながら東京に向かいます。
着陸の10分くらい前になると、三浦市が見えてきます。
それから、横浜や東京が見えてきます。
遠くに新宿が見えます。
まとめ
新中央航空の「ドルニエ」はいかかでしたか?
私もこれまで小さいプロペラ機に乗った事がありますが、19人乗りの飛行機ははじめてです。飛行高度が低いので地形が良く見えます。
お天気が良ければとっても楽しいです。
往復3万円くらいで遊覧飛行ですね!
三宅島はとても素晴らしい島です。みなさんも是非行ってみて下さい。
おすすめです(^^)/
三宅島の観光スポットや宿、お土産など書いたblogもありますので、良かったら参考にして下さい。