みんなさんこんにちは( ◠‿◠ )
今回は、沖縄県南城市にある島、神の島と呼ばれる「久高島」を紹介します。
沖縄県にはいろんな島がありますが、正直「久高島」は知らなかったんですよ。
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「久高島」を知ったきっかけ
沖縄でたまたま出会った人に教えてもらいました。
その方は、とても信仰の深い方で「神の島」だと。
精霊と繋がると。
そして、「行ったら何かが必ず変わる」と言われていました。その方は、久高島にお祈り?に行かれてるとか。
調べてみると、「久高島」には御嶽がたくさんありました。
沖縄には、いろんなところに御嶽がありますね。
私も最近、知らず知らず御嶽巡りをしていたんです。
話を聞いてから、何か「久高島」に興味があったんですよね。どんな島だろう?って。
「久高島」は神様に呼ばれた人でないと行けない島だそうです。
行こうと思っていても何か用事ができて行けなかったり、縁がない人とか。
そんなにすごい島だったら行ってみたい。
けど、行けるかな?
神様に呼ばれていなかったら行けないかもしれない・・・。
日頃の行いとか見られている様でなんか怖い気もする。
そんな事を心配をしながら、思い切って行ってみることにしました。
「久高島」の場所
「久高島」は、沖縄本島の東南端に位置する知念岬の東海上5.3kmにある、周囲8.0kmの細長い小さい島です。
久高島に行って気付いたんですが、本州方面から那覇行きの飛行機はRWY36L着陸前にほぼ真上を通っているんですね。
「久高島」へのアクセス
私たちは、那覇市内から「安座真港カーフェリー乗り場」までバスで行きました。
バスターミナルから乗車できますが、途中、たくさんバス停があるので、ホテルから近いバス停を調べて乗車したらいいです。
↓(バス)
あさまサンサンビーチ入口
↓(徒歩5分)
安座真港カーフェリー乗り場
↓(フェリー)
久高島
「安座真港カーフェリー乗り場」の最寄りのバス停は、「あさまサンサンビーチ入り口」です。
乗り換えがないバスだと所要時間は1時間5分です。
他にも、いくつか行く方法はあります。
車だと、那覇市内から「安座真港カーフェリー乗り場」まで約45です。レンタカーがあれば、フェリーの時間を気にする必要がないので良いかもしれませんね。
フェリー乗り場には、無料の駐車場がありました。
「あさまサンサンビーチ入り口」バス停から歩いて4〜5分で、「安座真港カーフェリー乗り場」に着きます。ここから、フェリーに乗ります。
高速船とフェリーがありますが、「久高島」の滞在時間を考えて、高速船にするかフェリーにするか決めたら良いと思います。
高速船だと約15分、フェリーだと約25分なのであまり変わりません。
料金もほとんど変わりません。
高速船とフェリーを合わせて、1日6便運航しています。
ここが、「久高島」の徳仁港です。
*運航状況は、HPか電話、Xで確認できます。
観光に要する時間
どんな島か行ってみないと分かりませんよね。
半日くらいあれば回れるかなと思ったのですが・・・、結局、1日必要でした。
小さい島なので、歩いて回るか、レンタルサイクルを借りて回るかです。
レンタカーはありません。
私は、ゆっくり自然散策したかったので、歩いて回りました。
10時くらいに久高島に着いて、16時の高速船で帰りました。
なので、滞在時間は6時間です。
6時間あれば十分観光できます。
ガイド付きのツアーもあるようです。(要予約)
キックボートやレンタルサイクルのお店は3軒くらいありました。
来島の際のマナー
島には、お店や自動販売機がほとんどないので、飲み物は持参して行った方がいいです。
あまり日陰がないので、夏はとっても暑いです。
そして、集落を離れるとトイレもありません。
「神の島」なので、島でのマナーがあります。
いろんなところに御嶽と呼ばれる拝所がありますが、そこには入ってはいけないようです。
特に、クボー御嶽は島の人でも特別な日に特別な人しか入れないそうです。
そして、島のものを島外に持ち出さない事です。貝殻や石、植物など全てです。
神様が宿っているので、持ち出すことは禁じられています。
そして、島内では必ず衣服を着用しましょう。メーギ浜以外は遊泳禁止です。
私も教えてもらいましたが、
島を訪れる際には、「お邪魔させて頂きます」という謙虚な気持ちで行かせてもらいます。
拝所では必ず名前を言ってから参拝する事。そして、敬意と参拝させて頂く感謝を述べるそうです。
「久高島」のおすすめスポットを紹介
トゥクリンガー
特仁港に着いて、まず1つ目の拝所です。
まるで迷路のような集落
地図を見ないで、気の向くままに歩いてみました。
フクギ並木、ハイビスカス、ガジュマルの木、パパイアの木、見た事がない可愛い植物や蝶・・・。見るもの全てが神秘的です。
何か私たちに語りかけているかのようです。
さっそく、天使が降りて来ました(>◡<)
ユクミヤー
横目付屋敷の意で、琉球王朝のさつま支配下時代に監視する薩摩役人がいたと伝えられています。
ウプンシミ
外間・ウプグイ(ふかま・ウプグイ)
天頭神(天の神様の総師)、王礼乃神(太陽の神様)、松乃美神(お月の神様)、ニレー大主神(竜宮の神様)、アマミキヨ神(国造りの神様)、百畑地方照乃神(植物の神様)、梁万神(健康の神様)、久高島の先祖百名白樽の時代より島の守護人として祭られ、外間祝女と外間根人が祭主で総べての祭事が行われる祭場です。
外間殿には、上記の太陽、月、竜宮など七つの神様が祀られており、久高殿と共に島の祭祀場として重要な地位を占める隣には西威王が生まれたアサギ家があります。
公衆トイレはここにあります。
大里家(うぷらとぅ)
久高島の旧家の一つです。農耕を始めたアカツミーとシマリバーが祀られています。
御殿庭(うどぅんみゃー)
久高後殿があった場所で、12年ごとの午年に行われてきたイザイホーや村落の主要な年中際祀の祭場です。
イザイガー
12年に一度午年に行われてきたイザイホーという島で生まれ育った30歳から41歳までの女性が久高島の神女になるための神事の前に禊をする大切な場所だったそうです。
ミガー
井戸です。井戸と言っても自然に水が湧いて出てくるそうで、ポンプで汲み上げるそうです。
イシキ浜
イシキ浜とハタスは一緒に続けて
参拝した方が良いそうです。
真っ白な砂浜が広がっています。聖地なので、遊泳禁止です。
入り口にはハートが♡
少し入ったところに、御嶽があります。
ビーチに行く前に、まずお参りを。
イシキ浜です。
ハタス
ここは、イシキ浜の後に行った方が良い場所だと教えて頂きました。
とっても分かりにくかったです。
イシキ浜に漂着した五穀の種子は入った壺の中から、麦の種子を最初に蒔き壺を埋めた場所です。
ヤグルガー
イシキ浜で壺を拾う前に沐浴してと伝わる井泉です。
フボー御嶽
立ち入り禁止になっています。
奥にある円形の広場でイザイホーやフバワク行事などが行われており、人々の最高の聖地です。
ロマンスロード
整備された600mほどの遊歩道です。
とっても綺麗なので通ってみて下さい。
東屋があります。海が一望できてとても素敵な場所です。
バビャーン(カベール岬)
ロマンスロードを抜けて、カベール岬までひたすら真っ直ぐな道を歩いて行きます。
琉球開闢の祖アマミキヨが降臨、あるいは上陸した聖地とも言われています。
ウパーマ(星砂の浜)
ウパーマとは、沖縄では広い海と言う意味らしいです。
シマーシ浜
砂浜まで歩いて行くと、リーフエッジまで見えます。
巨大なガジュマルの樹
ピザ浜
集落のすぐ東にあるビーチです。ここも、砂浜まで行くとリーフエッジが見えます。
島のお店
島の集落には小さな売店が何軒かあります。
そして、郵便局も。
お食事処
沖縄そばのお店で沖縄そばを頂きました。手作りのサーターアンダーギーは完売していて食べれませんでした。残念。
お腹が空いていたので、とっても美味しく頂きました。
他にも、沖縄そばのお店は何軒かあります。
久高島のお土産
港の売店には久高島の綺麗なポストカードや塩が売っています。
久高島の塩は、島自体がパワースポットなので、その海水から作られた塩は強い浄化の力を秘めているそうです。お守りとして身に付けたり、魔除けの塩盛りに最適と言われています。アンミカさんも、大絶賛!
しっかり、私も買って帰りました。
まとめ
「久高島」は島自体が沖縄最高峰の聖地と言われています。
「久高島」は何もない所と思われるかもしれませんが、とても神秘的な島です。一つ一つの場所の意味を知っていくと、もっと何かを感じることが出来るかもしれません。すぐに感じなくても、必ず何かが変わってきます。
自分では気が付かなくても波動が変化しているそうです。
心が苦しい時、息詰まった時、何も考えたくない時・・・。
そんな時は、是非、「久高島」に行ってみてはどうですか?
私は今も、「久高島」の神様に守られていると思っています。旦那と2人で行きましたが、私達を「久高島」に呼んで下さり本当にありがとうございました。
久高島を教えて下さった方、そして、連れて行ってくれた旦那に感謝しています。
何度、訪れても神秘的で素敵な島です。
また、いつか行けたらいいな・・・。