三宅島は、東京から180km南の海に浮かぶ火山の島です。
これまで、数え切れないほど三宅島にはお仕事で行かせてもらっています。
なので、三宅島の観光スポットは制覇したと思います。
そして、自分の足で山々を歩き回りました。
本当に自然に囲まれた雄大な島です。
飛行機だと、あっという間に着きますが、船だと6時間掛かります。
皆さんはどちらで行きますか?
Table of Contents
大型船で行く
乗船場所や運賃・所要時間
三宅島に行く船は、竹芝桟橋から出ています。JR浜松町駅から東京湾方面に歩いて10分ほどで「竹芝桟橋」に着きます。最寄駅はゆりかもめの竹芝駅です。
東京汽船の大型貨客船「橘丸」が三宅島まで毎日22:30に出航しています。三宅島まで6時間半ほどかかり翌朝の5時頃に三宅島に着きます。帰りは三宅島を13:45に出航して、竹芝桟橋に19:50に着きます。料金は2等8,160円、特等だと22,850円です。(2023年2月現在)
私は台風と雪の影響で飛行機がキャンセルになり、何度か船を利用した事があります。
風が強いと八丈島まで行かないので、三宅島に5時に着いて、すぐ東京に出港するみたいです。
その時は、朝方、島内放送が入ります。島の人は慣れているようですが、その放送が入ったら慌てて準備して船に乗るみたいです。
飛行機が出るか出ないか分からない時は船に変更となるので、気象情報は要チェックです!!
三宅島には3つの港があります。
天候次第で伊ケ谷港、錆ケ浜(阿古)港、三池港に着港するので、そこも確認しないといけません。
錆ケ浜港はターミナルが大きくて近くにお店もありますが、他の港は何もないのでお買い物は先に済ませておいた方が良いです。レストランはありますが、お弁当やお菓子などは買って乗船した方がいいです。時間が長いのでお腹がすきます。
船内にお湯はあるのでカップ麺を食べている人も多いです。
船内の紹介
見た目より広くて綺麗です。
1等のお部屋は16,320円です。8人部屋でお布団と枕もあり、テレビもありました。窓があるので外が見えます。横になって寝ていた方が酔わないみたいです。船酔いする私でも大丈夫でした(>_<)
wifiはありますが、ほとんど繋がりません。電波は入ります。
特2等のお部屋は12,240円です。2段ベッドになっていてカーテンで仕切れますが、下の段だと上の人の物音や動きが気になります。
料金によって客室が違いますが、15,000円を超えると飛行機と同じくらいの料金ですね。
船内にはレストランや売店などもあり設備は整っています。
三宅島から東京までの航路
三宅島から船で帰った事がありますが、かなり揺れました。
穏やかな海だと快適ですが・・・風が強いと波が高くかなり揺れます(>_<)
三宅島から大島までの4時間くらいはかなり揺れます。大島を過ぎると波が穏やかになります。
お天気が良ければ富士山がきれいに見えるそうです。
そして、千葉房総半島や三浦半島が見えてきます。
東京湾に入るとかなり波は穏やかです。東京に帰って来た!!!って感じる瞬間ですが、ここから2時間くらい掛かります(>_<)
船酔いする人は東京湾に入ってから食事したらいいと思います。
船のデッキから羽田空港を離発着する飛行機も見れます。
東京の夜景は綺麗です。
フジテレビやお台場が見えます。
レインボーブリッジが見えてくると竹芝港まで15分です。あともう少し(^o^)
東京の夜景が綺麗に見えます。
三宅島の荒波が嘘のようです(>_<)
三宅島から東京に帰る時はお昼の出発なので、安い運賃の客室でも良いと思います。
みんな起きてます。
東京から三宅島に行く時は深夜なので、横になれる客室の方が良さそうです。
どちらにしても、東京の夜景は見れます。
飛行機で行く
運賃・所要時間
調布飛行場から新中央航空のドルニエが1日2~3便出ています。
運賃は大人17,500円、往復31,900円です。(2023年2月現在)
所要時間は50分です。
手荷物は5㎏まで無料ですが、それ以上は300円/㎏なので、荷物は先に宅急便で送っておいた方が安いです。座席指定はできません。
体重を申告するので、ウエイト&バランスで座席は決まるようです。飛行機に乗る時に名前を呼ばれ座席を伝えられます。
有効期限内であれば、予約の変更は無料です。HPか電話で変更できます。
飛行機の紹介
19人乗りの飛行機です。客室乗務員は乗務してなく、パイロット2名だけです。
客室内にトイレはありません。
何かあった時にはどうするのでしょうね(>◡<)
飛行機に乗る前に、名前を呼ばれて座席を伝えられます。
客室内は立つことができないくらいの高さで、後方2列以外は1列シートです。
調布から三宅島までの航路
三宅島まで離陸後約40分で着きます。飛行高度2,000m、対地速度320㎞なので、東京から神奈川の景色が良く見えます。お天気が良ければ右側の座席から富士山が見えます。
右の座席に座った時の写真です。
鎌倉、江の島、茅ケ崎が綺麗に見えます。遠くには富士山が見えます。
三浦半島の上空を通って行きます。高度が低いので、景色が良く見えます。
さらに、伊豆五島を見ながら三宅島へ向かいます。
最初に見えてくる大きい島は大島です。
次に、式根島、神津島が見えます。
三宅島が見えてきました。風向きで使う滑走路が違いますが、RWY02からの着陸だと御蔵島が見えます。
RWY20からの着陸だとひょうたん山やサタドー岬が見えます。
お天気が良い日は、とっても綺麗な景色が見れます。
まとめ
三宅島には船で行くか、飛行機で行くかですが、時間を考えると飛行機が便利です。どちらにしても、お天気に左右されます。風が強いと船は欠航します。しかし、飛行機はかなり揺れます。木の葉のように、まるで絶叫マシーンに乗っているかのように激しく揺れます。本当に怖いです。
船にしても飛行機にしても、乗り物酔いする人は酔い止めを飲む事をお勧めします( ;∀;)
どちらが良いのか・・・?
行きは船、帰りは飛行機にしても良いかもしれませんね!
三宅島の観光スポットや宿、お土産など書いたblogもありますので、是非、三宅島に行かれる際には参考にして下さい( ◠‿◠ )
また、新中央航空の記事を詳しくまとめたblogも書いていますので、そちらもご覧下さい。