口述審査の対策に追われる旦那!あれ?試験前は勉強しないんじゃなかった?(笑)

客席から見た滑走路 旦那観察日記2月

いよいよ明日は定期審査です。

パイロットは、航空局が認めた指定訓練を年に2回受審しなければなりません。
審査には、技量確認と知識確認がありますが、シミュレーターでは「LOFT」と言われる想定訓練もあります。
通常は起こり得ないような機材故障や天候不良などのトラブルが次から次に起こるのです。

そして、口述審査もあります。
この口述審査がみんな嫌なんですよね・・・。

規程の中から聞かれる事もありますが、最近の規程の変更点やインシデントに関する事なども聞かれるそうです。

しかし、空の安全を守る為には技術も知識も必要ですからね。

審査が近づくと「審査があるから・・・」とみんな口を揃えて言っています。
飲みに行くのを我慢して勉強している人もいます。

そのくらいちゃんと準備をしなければならないくらい厳しい審査なんです。

普通に出来ればフェール(fail)する事はありませんが、たまにフェールする人がいるので油断はできません。
でも、よっぽどの事をやらかさなければ大丈夫だと聞いています。

よっぽどの事とは、シミュレーターで飛行機を墜落させるような行為をしなければって事です。

それでも一発クビではなく、チャンスはあるそうです。
再訓練を受けて、再度審査が受けれるそうです。

ただ・・・、かなり社内では有名人になって周りから白い目で見られるそうで、「それが何より一番辛いでしょ」と旦那は言っていました。

旦那は学生の頃から試験の前日は勉強しない人でした。
何故かと言うと、見れば見るほど分からない事や知らない事が出てくるので焦る一方だから「やらない」そうです。

そう聞いていましたが、実際はやっていると思います。
今日も1日ずっと勉強していました。

なんせ旦那は「コソ勉野郎」なので。

そして、私が暇そうに見えたのか「問題を出して欲しい」と頼むのです。
審査して下さる審査官の資料があるのですが、その中から適当に旦那に出してあげました。
でも、私は正しい答えが分からないので「つまんない・・・笑」。

CATⅢはよく聞かれる質問なのでしょうか?

この審査が終わっても路線審査もあります。
それが終わるまでホッと出来ません。

タイトルとURLをコピーしました